yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

奈良へ

はてなダイアリーからブログ移行し、ブログタイトルも一新しました。


13日、朝から奈良へ。
奈良市街を抜け、南へ。大和郡山、天理の街を抜けて、10時過ぎに、山の辺の道にある石上(いそのかみ)神宮に到着。初めて来ました。
石上神宮といえば、神剣、七支刀(しちしとう)。昔読んだ山岸涼子さんの「日出処天子(ひいづるところのみこ)」という聖徳太子の漫画のイメージが強く、一度は来てみたかったのでした。日本最古の神社の一つで、古代豪族の物部氏氏神様。

境内は緑に包まれて、マイナスイオンというか清涼な朝の空気に包まれていました。お詣りの方も沢山来られています。
神使とされる鶏さんが、縦横無尽、実に自由に闊歩してます。元気よくコケコッコー!と鳴いてくれます。


楼門へ。
楼閣の迫力が素晴らしい。


境内は、七五三のお詣りの方など、ご祈祷を申し込まれる方も多く、賑わってました。拝殿の奥に本殿があります。本殿は近代に造営されたとのこと。それまでは、奥にある禁足地を信仰の対象とされていたそうです。禁足地は今もありますが、石垣や瑞垣で囲まれ、進入は出来ません。

凛として神秘的な雰囲気のお社ですが、個人的にはあったかい感じがして、居心地が良かったです。またゆっくり来たいと思いました!


木の上に鶏さんが。


尼ヶ辻にある「がっつり亭」にてランチ。
ここは名前の通りがっつり系。定食は、ごはん食べ放題、カレールーも食べ放題という…。
勢いで注文した、チキン南蛮&海老フライ定食。もちろん「わはは、カレー!カレー!」と喜んでカレールーを貰いに行きました。

ネコ男氏はホルモン焼き定食のホルモン増し。更に単品で若鶏の唐揚げ(さっき鶏さんを見てカワイイカワイイ★と言っていたばかりだと言うのに…)を注文。
予想通り、半分を過ぎたくらいから完食出来るか不安になりましたが、なんとか私は完食しました。


西の京にある唐招提寺へ。
高僧、鑑真さまのお寺ですね。ここも初めて来ました。歴史の教科書で見たなぁ、くらいの知識で訪問。


国宝の金堂。青い空に天平の甍(いらか)が映えます。


お堂の中には、後背に小さい仏様が彫られた毘盧舎那仏、本当に手が千本近くあるという千手観音像などがありました。


屋根の四隅の柱には、隅鬼(すみおに)という邪鬼?のような彫刻が為されているそうです。

これは、その隅鬼のレプリカ石像かな。境内にいました。


開山堂には、教科書でみた鑑真大和上の身代わり像がお祀りされてます。本物は滅多にお目にかかれないので、こちらは精巧に作られたレプリカとのこと。

御影堂は修理中。


墓所がある御廟へ。
木立に差し込む苔がとても綺麗でした。


盲目となり日本に来朝され、東大寺で5年、唐招提寺で5年を過ごされ、ここに眠る鑑真大和上は、故郷である中国に帰りたいとか思わなかったのかなぁ、など、凡人である私は色々想像しました。


余談ですが、唐招提寺売店で売られていたお守りのデザインが、いずれもとっても素敵でした。(石上神宮でも七支刀お守りを買ったので今回は自重しましたが)


奈良市街地へ。
連休中ということで、大変な混みようです。
車を停める駐車場を探すだけで大変(・Д・)
ならまちに車を預け、酒蔵「春鹿」へ。ここも大繁盛。日本酒、酒粕、奈良漬を購入。
そして若草山ドライブウェイへ。若草山の頂上へ向かいます。

標高は320メートルくらいなので、ものすごく高いわけではないけれど、風が通り抜けて、すごく開放感があります。


鹿もいます。遠くの丘は、鶯塚古墳。山の頂上にある前方後円墳。5世紀のもの。


360度遮るもののない素晴らしい眺め。信貴山や三上山の方向。手前の山で見えませんが、ドライブウェイの途中で、大仏殿の屋根なども見えます。


空をとても近くに感じます。


奈良市街地を抜けて、京都へ。木津川からの夕陽。


夜ごはん。長岡京の「風来坊」。大人気の担々つけ麺専門店です。開店10分前に到着。すでに5人くらいが並んでました。開店時には、すでに十数人が行列。
ベーシックな白虎(白ごま風味)をいただきました。濃厚で美味しい。


ご馳走さまでした。
久しぶりに奈良をうろうろ出来て良かったです。また近いうちに、奈良公園をうろうろしたいな。