あつあつ甲子園、そして束の間VIP体験

快晴。
午前10時30分。甲子園球場に到着。
入り口に向かう前に、すぐ側の大型スーパーで、お弁当やスナックなどを買い込み、いざ！

現在、夏の高校野球熱戦中。

私は野球の細かいルールなどはよくわからない上に、特に贔屓の球団もないのだが、こういった球場での野球観戦は、臨場感があって、大好物。
球場で飲む生ビールも、大好物。
球場の雰囲気も、大好物。
というわけで、ルンルン気分でやってまいりました。

入場券売り場は、目を見張るレベルの混雑。
日影のある内野席の有料入場券を求める人たちである。一目で諦め、無料の外野席に向かう。

どーーーーん。

ゲームは、神奈川の桐光学園、対、茨城の常総学院の熱闘真っ最中。
外野席も、ほぼ満席に近い大盛況ぶり。なんとか空席を見出し、着席。良かった。

可愛い売り子さんたちが、声を張り上げて販売している冷たいビールを、なにはともあれ、購入。これこれ。待ってました。

グラウンドでは、爽やかな戦いが繰り広げられておりましたが、外野席も、直射日光との戦いが繰り広げられておりました。
じりじりと焼け付く陽射し。滝のように流れる汗。あっという間にぬるくなってゆく生ビール。

がんばれー。
若人たちよ。
わたしたちも、がんばれー。

結果は、神奈川の桐光学園が7点で勝利。茨城の常総学院は、前半に打たれまくっていたんですが、後半に頑張って5点まで取ったのですね。
実は、せっかく来たのですが、7回表くらいで、球場を後にしました。なので、結果はあとで知ったのでした。

汗を流し、さっぱりすべく、鳴尾浜温泉「熊野の郷」へ。
地下1000mから湧いている天然温泉。全体的に、施設も充実した綺麗な日帰り温泉施設。
武庫川にあるのですが、店名からして和歌山をフューチャーしている様子で、受付のあたりには、和歌山の物産が販売されていました。

お風呂は、今週は女性はバリ風でした。男性は和風だそうです。
私が着いた時は、まだ13時くらいだったので、人も少なく、湯船は広くて綺麗で、源泉かけ流しコーナーやサウナも充実していて、甲子園で流した汗を洗うには、充分過ぎる贅沢施設。

今日は、更に贅沢をすることになった。
「通常入浴料＋VIPルーム使用」というコースにしちゃったのである。
VIPルームとは、その料金を支払った者だけがくつろぐ事が出来る夢のゾーンである。
お風呂から上がり、館内着に着替え、バンドのキーで、入室すると、薄暗いリラックスルームが広がっている。ドリンク飲み放題（別料金280円）、リクライニングチェアーで寝そべり、テレビモニターで好きなものを見て、備え付けの漫画もあり、別料金でリラクゼーションコーナーもある。
出入り自由。時間制限なし。

平日で、お盆休みなどなくお仕事をされている方々の事を思うと、大変に申し訳ないのですが…申し訳ないのですが…

最高!!!でした。m(__)m

13時に入館し、そんなこんなで、退館したのは夜の19時。
お風呂に入ってさっぱりし、脳みそが溶けちゃうくらい満喫したあとに、館内着を脱ぎ、汗だく（まだ半乾き）の洋服に着替える。
いやだぁ。
もう、この館内着（若草色の作務衣）で京都まで帰りたいよ。
と思いつつ、駅までのシャトルバスに乗り込んだ。
機会があれば、また是非行ってみたい。

梅田23番街のビルの上階から、夜景を臨む。
JR大阪駅が見えますね。

梅田駅界隈の迷宮のようなのれん街の、立ち飲み串カツへ。
小綺麗とか、洒落てるとか、モダンとか、そういった表現を、鼻で笑って片手でひねりつぶすようなお店。まず、のれんをくぐった瞬間、足下を太った鼠が走り抜けた。
私は、シャレオツ店も大好物であると同時に、こういったお店に連れてきてもらうのも、かなり大好物である。
店内は、アサヒビールのレトロなポスターが貼られ、昭和ムードむんむんのメニュウ表示があちこちに。このへん、見ようによってはレトロなかわいらしさといえなくもない。が、あえて、ここに「カワイイ」という言葉をつけると、野暮になってしまう気がする。

で、あつあつの串カツ。もちろんソース二度づけ禁止。キャベツを千切って、アサヒの生ビールをあおって、「オイシー！」と唸る。