初春、大阪天満宮の梅が咲き、
駅前の木蓮がふっくらし始め、
桜咲き、京の都に、春が来た。
やがて、新緑が大山崎山荘を包み込み、
友人と、謎のメニュー「おでん的チーズしそハンバーグ」に震え、
タピオカに怯え、
友人とオオサカクルーズに興じ、
土佐のかつおのたたきを食し、
紫陽花に雨の気配を感じ、
雨に降られ、
ケーキの食べ方に困惑し、
伊勢の薔薇は美しく咲き誇り、
母が指定したお土産の個数に困惑し、
下鴨神社の御手洗祭で、無病息災を祈願し、
豚トロのあつい洗礼を受け、
カッと焼け付く太陽の下、甲子園を観戦し、
晩夏、醒ヶ井の梅花藻に涼を感じ、
コメダ珈琲のクリームコーヒーにおののき、
やがて、平城京のススキは秋風になびき、
秋の大宇陀は暖かな静けさに包まれ、
物体Xとの壮絶な戦いを経て、
神社は錦秋に包まれ、
そして冬がやってきて、六角堂は鮮やかに浮かび上がった。
そんなこんなで、本日は、大晦日である。
Yoshiko様より頂いた、大雄山名物、「天狗葉扇煎餅(みそ味)」を、バリバリ食す。
ほのかにみそ味。お茶に合います。美味しゅうございました!
濃厚なハヤシソースに、まろやかな半熟卵がごはんの上にのってます。
美味。
食後の珈琲は、龍之介。
ここの梵鐘は、送り鐘といい、この世に未練を残して漂う死者の魂を、あの世に送り出す、と言われている。
私は、このお寺の、ちょっとあの世っぽい雰囲気が、大好きである。
あの世っぽい、って、行ったことないんですけどね(^^;)なんとなく。
格子の向こうの灯りも映え、
街灯も月の如く。
帰宅し、フライング気味に、おせちをつつきつつ、小田原の美味しいものをいただく。
うめびあ。ほんのりと、梅の風味のビール。これは女性にウケるんじゃないかな。飲みやすくて美味しい。
そして、わざわざ、後日クール便で送って下さった「丸う田代」の平だて。
だて巻きを巻く前の、ふわふわの非かまぼこ!本店でしか手に入らない逸品だそうです。
うはー。ふんわりしてて、甘くて、魚の旨味がぎゅっと凝縮されていて、美味しゅうございました。
この一年、個人的には、ある意味、激動の一年でありました。
いい時もあったし、悪い時もあった。基本的に阿呆の血のしからしむるところゆえに、三日経てばケロリとする性分だが、そうもいかぬ時期もあった。
しかし、周りの友人知人、家族、そしてこのブログを通じて知り合った方々、見て下さった方々のおかげさまで、どっこい、笑って、うにうに生きております。
ありがとうございました。
どうぞ、皆様、良き年をお迎え下さいませ。