謹賀新年。
はつ春のお慶びを申し上げます。
爽やかな青空の下、母とともに、初詣。
焚き火も燃えております。
神社の池。水鏡のように。
冬の田園。
毎年恒例、お昼前に、姉一家が新年の挨拶にやってきた。
たらば蟹鍋。
我が実姉は、12歳年上で、甥っ子は、10歳年下である。
突然、甥っ子が「yukixちゃんが、いまハマっているものはなに？」と聞いてきた。思わず考え込んでしまった。
ないな。
今年は、そういうものがあるといいな、と思います。
久しぶりに会う姉とぽつぽつ話している間、箸をとめていた私は、甥っ子が、ものすごい勢いで、蟹スパートをかけている事に気付いた。
一瞬、叔母という立場を忘れ、「その食べやすい部分ばかりを取られてなるものか!!」と、鍋から、シュババッと、2、3本確保し、再び話に戻ったのであった。
姉一家が帰った後、年賀状を買うべく、隣町まで出た。
鯛焼きを買った。
昔、私がやんごとなき紅色ほっぺの童子であった頃、お正月には、父の兄弟家族が、新年会として、我が家に集まっていた。
その時は、玄関に大きな大人の靴が沢山並んで、伯父らの黒光りする大きな革靴など、なかなか壮観な眺めであった。
で、純真無垢な童子であった私は、宴席に飽き、玄関に行って、その大きな靴の中に足を入れて、遊んでいた。
今は、甥っ子の靴の大きさに驚くばかりである。
