yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

春の大宇陀ほっこり紀行

大宇陀に向かう。
近鉄大和八木駅にて、友人安珍さんと、待ち合わせ。
駅前の気になる佇まい店。純喫茶「ヒュッテ」。


安珍さんが用意してくれた、コーンポタージュ味のソフトキャンディと、ぞっこん茶。

コーンポタージュ味のソフトキャンディなので、口に入れると、当然ながら、柔らかい。味は、間違いなくコーンポタージュ味だ。ガリガリ君コーンポタージュ味も、こんな感じ?
そして、ぞっこん、というのは、いい言葉だな、と思った。


事前に、大宇陀で、大和牛丼のお店を開店されている「件」さんから、アドバイスを頂き、又兵衛桜と、そこに行き着くまでの桜並木を見に行った。
国道を走っていると、又兵衛桜と書かれた道標があり、それに従い、走って行くと、桜並木が見えてきた。思わず歓声。
やがて、前方に、又兵衛桜があるエリアが見えてきた。ちょうど、桜まつり真っ最中。


地元の方々が、お店を出されている様子。


混んではなくて、ほどよい人加減。
安珍さんと二人、いざ、桜まつりへ。


春の嵐で、散ってしまったが、又兵衛桜である。


樹齢300年といわれている。見事な枝ぶり。300年前から、この大宇陀の地で、生きている。


桜の背後には、まさに今が見頃の桃源郷


ちなみに嵐の後で、肌寒く足元はサイコーにぬかるんでいた。
京都の自宅を出る時は晴れていたので、「日差しもあるしきっと大丈夫だもんね」と、薄手の春コートに、マキシ丈のスカートを履いていた私は、手すりにつかまりながら、へっぴり腰で、坂道を進んだ。


又兵衛もち(桜海老風味)と又兵衛桜


地元のおかあさん方の露店で、暖かい芋汁を。
これが、予想以上の美味しさ!あまりの美味しさに、一口味見した安珍さんも、買いに走った。
お味噌汁に、とろろが入っている。これ、やる。家でやる。


桜まつりを満喫し、いざ、松山地区へ。
旧城下町として発達した商家などが残る、重要伝統的建造物群保存地区である。

タイムスリップしたかのような街並みが、残っている。

「件」さんへ。(http://d.hatena.ne.jp/arara0225/20130408)


お久しぶりに、奥様とお会いする。嬉しいなぁ。
お元気そうで、なによりです!
早速ですが、お昼ご飯。大和牛丼と野菜たっぷりなランチ!


春の野菜がふんだんに。

こちらは、今回、お伺いすることを事前にお願いしておりましたので、いうなれば、yukix&安珍仕様で、ご用意いただきました。感謝感激。

壺?の中には、焼けた石と、さつまいもが!石焼芋の出来上がり。これ、いいなー。

一つ一つのお料理が、すべて、美味しい。
こんなに、春の野菜を、いろんな食べ方で頂くことが出来るとは、さすが「件」さん。
嗚呼、もう、毎日食べたい!
奥様ともお話出来て、楽しくほっこりとした時間を、過ごすことが出来ました。
ご馳走様でした。


森野旧薬園へ。薬園の坂を登っていく。甍の波が美しい。


我々が上へ上へと向かうにつれ、激しくなる風。


カタクリの花。晴れてたら、花弁は空を見あげる。


酒蔵通りの酒蔵。


道の駅で、ブルーベリーアイス。寒いけど、車で遠出した時は、どうしてもご当地ソフトクリームが食べたい。


「件」さんから教えていただいた、長谷寺あたりにある、手打ちうどん屋さんへ。


「ぶれーど・う」。
面白いお店。通いたくなる。
専用のミラーあり。


さぬきスタイル。私は、KBG(釜バタージンジャー)にしてみました。

注文が入ってから、うどんを打ち、茹でてくれます。
もちもちのうどんに、からまるバター、生姜。醤油をさっとかけて、はふはふ言いながら、いただきました。美味しい!

舌鼓打ちっぱなしの大宇陀路であった。

急に、また冷えてきたが、心とおなかはぬくぬく。
明日からまた、おきばります。

夜の又兵衛桜は、どんな感じなのかな。