yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

笑門来福作戦

小雨まじりの一日。

母の症状は、日に日に、変化している。
今朝、起床し、洗面所で顔を洗っていると、母がやってきて、こう言った。

そのあと、台所にいた父のところに行って、同じように「お世話になりました」と言っていた。父は笑いつつ「お世話になりました、て(笑)なんやねん(笑)」と答えていた。母はひとしきり「お世話になりました…」というと、再び布団にもぐりこんだ。
このとき、私は「あー。なんか、朝から夫婦漫才みたいやな」と感じ…
そうか、基本的には「笑いまじりのボケとツッコミ」か!と、何かがひらめいたような気持ちになった。


で、出勤すべく玄関に向かうと、母は、さっきのことなどすっかり忘れている様子で「あ。yukixちゃん。おはよう。これから出勤か。気を付けてな」と言うので、思わず、バイクに乗りながら、笑ってしまった。


帰宅すると、母は幼児になっていた。

母の場合、常にネガティブ思想が入りがちな症状なので、(体は健康体なのだが)わざわざ蚊の泣くような声で、毎日、同じネガティブ発言を繰り返す。
あまりにもちっちゃい声をわざわざ出すので、私は素で笑ってしまった。

「ほんまはお腹から声出るやろ?出してみー?」と言うと、ハッとした顔で「そ、そうやな。あーーあーー」「出ますがな!あっはっはっ。なぁ、お父さん。聞いた?」「そうや。出るがな。はははははは」「いやぁ、ほんまやなぁ。ふふふふ」と、出来るだけ、明るい方向に向くようにした。
まぁ、これも急場をしのぐ私の苦肉の策なので、良いのかどうか分からないが…。


そして、両親が寝静まった後、お風呂につかりながら「こないだ鰻食べたから負けへんでぇ〜私はぜったい負けへんでぇぇ〜」と、自分自身に、妙な暗示をかけている私である(^^;)

落ち着いたら、ゆっくり温泉宿とか行けたらいいなぁ。