いつのまにか、5月になってた！
29日、無理やりだが、母にデイサービスに行ってもらった。
先週、父が「くらくらする…」と不調を訴えた。
先月、無料体験に行った後、利用を拒否したので、そのまま中止していたが、それでは立ち行かなくなってきた。
こりゃいかん！というわけで、ケアマネさんと相談の上、強行手段ではあるが、母には週に1度でも、デイサービスに行ってもらい、その間に、家族の心身の負担を軽減する作戦を強行。
案の定、29日はデイサービスだからね、と前日に伝えた瞬間、母は瞬時に幼児化し、わぁわぁと大暴れであった。
当日の早朝、部屋のドアを開けて、半狂乱状態の母が入ってきた。
たとえて言うならば、「どーしても幼稚園の遠足に行きたくない子どもが、ありとあらゆる言い訳を駆使して駄々をこねて泣きわめく」状態突入であった。
ね…眠らせてケレーーー!!（ロングスリーパーyukixこころの叫び）
それから、お迎えの車が来るまでの3時間あまりは、過食、もの取られ妄想、徘徊（室内）、不穏、暴言などなど、症状のオンパレードであった。
朝から、すごいなーー…（遠い目）。
こう書くとアレだが、ところどころ爆笑できるようなものもある。
椅子がない！とわめき、父の上に座る母。
私の「笑門来福」作戦は、母の症状が進むにつれて、既に頓挫し、とりあえず、面白い事を言っている時は爆笑するが、あとはもう…すいません…なんかもう疲れちゃって…ハイハイ…と心を無にしている状態である。
お迎えの車が来ると、母は渋りながらも、なんとか、車に乗り込んだ。
車には、数人のおばあちゃんたちがおられ、ニコニコしていて、走り去る際には、私に向かって、皆さんが手を振ってくれた。かわいい。おばあちゃんたちに幸あれと願う。
母が出かけた後の、父と私。
母、しんどいだろうな。
脳がそうさせているのであって、本人は、それがわかるからこそ、苦しかろうに。
夕刻、母は機嫌よく帰宅し、モリモリとごはんを食べた後「ひもじい…ひもじい…」と辺りをうろうろし、寝る直前まで、スキあらば何かを食べようとしていた。
以降、本日に至るわけだが、どういうわけか、まるで何も問題ないかのような以前の母に戻っている時間もあって、不思議である。そのギャップが激しくて、起床時と帰宅時は、私が最も緊張する瞬間である。
さて、明日もデイサービスの日なのだが、前に伝えておくと、大騒ぎする可能性があるので、明日の朝に「さ♪行こっかー」と誘導する予定だ。
そのあいまに、このようなコジャレたものを食べたりした。
「進々堂」の菜園風タルティーヌ。
明日からGW4連休である。
