yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

茅の輪くぐりと水無月

早めに家を出た。
毎日、出勤途中に前を通りかかる、左京区の岡崎神社。
朝のすがすがしい静けさの中、緑を背後にしたお社が、清冽な空気を醸し出している。
毎朝、赤信号の停止中に、境内の様子が目に入って来ると、心が洗われる思い。

数日前に、鳥居前に茅の輪が設置された。
一度、ゆっくり参拝してみたいな〜と思っていたところだ。というわけで、本日、決行。


茅の輪のくぐり方。

案内に従い、茅の輪を、ぐるぐると回り、本殿へ。

ここは、むかしむかし、野生の兎がたくさん住んでいたとのことで、神の使いとして、境内には、兎モチーフのものが、たくさんあります。
狛兎。か、か、かわいい…!

うさぎの形のおみくじもあるそうです。今度引いてみたい。


京都人は六月になると、この和菓子を食べる。
水無月。これは黒糖味。本当は30日に食べるのが習わしですが、フライング。

大昔、六月の夏越の大祓の際に、都の貴人は、なんかどこかから(このへんざっくりした知識ですいません)、氷室に保管していた氷を取り寄せ、口にして涼をしのいでいた。

現代で言うと、下賀茂あたりに住んでるセレブ一家が、
「ものすご暑いわぁ〜〜。あ、ちょっと執事はん。今から自家用ジェットで札幌の雪印パーラーまで行って、ドリームジャンボパフェ(寒天、イチゴを はじめとする各種フルーツ、更にケーキ、更にバームクーヘンがのせられたデラックスなパフェ\12,960)、2つ3つ買うてきてーな」という感じなんでしょうね。

で、私のような庶民は、そんなことは出来ないので、「家でなんか似たようなもんつくるわ」と、プッチンプリンを冷凍庫で凍らせて、その上に缶詰のみかんや白桃などを載せて「い、いけるやんかコレ!」と大満足するわけです。

当時の庶民もそんな感じで、「氷室とか行けるわけねーべ」と、麦粉を使い、氷片を見立てたういろう状の和菓子を作り、その上に、厄除けとなる小豆をのせて、食べてみたらこれが激ウマ!というわけで、大流行→現在に至る。

こんな感じ(?)らしいですね。
全国区の行事だと思っていたのですが、そうではないということを、さっき知りました。



そんな爽やかかつ涼やかな風習話のあとですが、数日前の仕事終わりに、「テンイチスイッチ」がONになり、天下一品本店へ走った。

味付けたまごチャーシューメン。満足。


そして、前から巷では評価の高い「ガリガリ君梨味」を購入。

これは美味しいですねー!
また買おっと。