yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

歯医者さんへ行ってきた

と、いうわけで、夕方、歯医者さんに行ってきました。

界隈で探してみたところ、駅前の一般歯科&小児歯科の医院の予約が取れた。
待合室は、大きな窓から日の光が採光され、明るく、開放的で、綺麗だった。
お子さん用の遊びスペースもあり、大きなテレビが置かれ、その時は、ドラマ「GTO」が流れていた。

受付で、医院の案内パンフレットと、医院のネーム入り歯ブラシを頂き、問診票を記入。えーと、3日ほど前、虫歯の治療、冷たいものをしみる、左奥…と。
待合室には、幼稚園児くらいの女の子がお母さんと座って、診療を待っていた。女の子は、待っている間、お母さんにしがみついて、しくしく泣いていた。いざ、その子の名前が呼ばれると、奥の方から男の先生の優しい声が聞こえ、以降、泣いている様子はなかった。
「yukixさーん」
「はいっ」
なんとなく「GTO」を観ているうちに、呼ばれた。どきどきである。私が、歯医者さんに足を踏み入れるのは、12年ぶりのことである。

診療室は、大きなフロアが三つのパーテーションで区切られ、待合室と同じく、開放的で明るい雰囲気だ。
椅子の前に、液晶のモニターがあって、さっきの「GTO」が流れていた。リモコンと「どうぞお好きなチャンネルに変えてください」というシールが貼ってある。すごい…私が小学生の頃の歯科医院とは、もう時代が違うのですね…。

どうして、もっと早く来なかったのだろう。

とすら思ってしまう、雰囲気の良さであった。
女性の歯科衛生士さんが「どうぞ」と椅子にすすめてくれる。どきどきしながら椅子に座り、症状を伝える。
「そうですか。では、ちょっとお口の中を拝見しますね」
椅子がウィーーンと倒れ、顔に、ふんわりしたタオルがかけられ、口だけが露出した状態である。
「うーん?これは…虫歯ではないですね」
「ファッ!?(口の中に器具が入ってるので)」
少しすると、タオルが外され、緑色っぽい作務衣のようなカッチョイイ白衣?を来た先生が、颯爽と現れ、歯科衛生士さんと交代し、私の口の中を診察開始。
「ハイ。どうされましたー?どれどれ。ああー。うん、ここかな。コレしみますか?(歯にプシューと空気のような器具を当てる)」
「いえ…」
「ここは?」
「ファイ!しみまふ(ハイ、しみます、と言いたい)」
「虫歯ではなく、歯茎の方に問題があります。名前は聞いたことあると思いますが、知覚過敏。歯周病です」
そして、口の中の歯と歯茎をスコープのようなもので撮影。椅子を起こして、先生がモニターを操作すると、「GTO」は消え、問題箇所である、自分の歯と歯茎のアップが写った。

説明を受ける。これが、巷でよく聞く知覚過敏か。
というわけで、歯のレントゲンを撮影。
歯のレントゲンって、どう撮影するんだろう?と、好奇心いっぱいで、別室へ。
重いチョッキのようなものを着て、レントゲン台の上に頭を固定し、細い棒のようなものを噛む。その周りを、カメラが一周する。
そのあとも、口の中に何か器具を入れて「はい噛んでください」と言われるままに何か固い粘土のようなものを噛み、よくわからないままに、撮影終了。
医学ってすごいなーと思いつつ、再び、先ほどの椅子に戻る。
戻ると、受付の女性が「よかったら、雑誌でもどうぞ!」と、美容院ばりに雑誌を数冊持ってきてくれた。液晶モニターでは、ニュースが始まっていた。雑誌の「美味しい枝豆の茹で方」などを熟読している内に、先生がやってきた。

レントゲンには、自分の歯が白く浮かび上がる形で、映っていた。ますます医学ってすごいなと思った。
液晶モニターには、今度は、知覚過敏ってどういうこと?ということを、わかりやすく説明するための、アニメーションが流れ始めた。先生はそれを操作し、アニメーションを使いながら、「歯茎がですね。通常はこの状態で…進行すると、こうなるわけです」「おおおお…」と、私のような素人にも、非常にわかりやすかった。

まずは、冷たいものがしみるのを防ぐお薬を塗ってもらった。一瞬で終わった。あとは、しばらく治療に通い、進行をストップすべく頑張るのみ。
「とりあえず、これで歯磨きしてください。あげますねソレ。試供品だから」と、シュミテクトをもらった。ラッキー。


庭先の赤紫の紫陽花が咲いた。


これは何と言う花だろう。


晩御飯。


シュミテクトで磨いて寝ます!