土曜日、サントリー大山崎蒸溜所へ。
ウイスキー工場の見学。
かなり前に一度来た事があるのですが、久しぶりに再訪です。
私たちは車で行きました。工場に見学者の駐車場はないので、JR大山崎駅前の駐車場に停めて、10分ほど歩き到着。
受付を済ませて、見学ツアーの集合場所へ。
サントリーのウイスキー作りの歴史や資料などが展示されています。
集合場所は二階で、売店などもありました。
吹き抜けから下のフロアを眺める。
時間担当のアテンダントさんの案内で、20人くらいがグループになり、移動。海外からの方も多く、専用の端末の他に、アテンダントさんによる英語の解説もあり。この仕事は英語ペラペラじゃないと出来ないですね。
最初の工程。大麦にお水を加えています。まだアルコールは入ってません。香ばしいような酸っぱいような独特の香りが充満。
次に発酵。濾過した麦汁に酵母を加えます。麦汁の糖を分解してアルコールと炭酸ガスに変え、ウイスキー特有のもろみが作られるそうです。この樽はかなり大きくて、建物の1階から2階分くらいありました。
蒸留。入った瞬間にあったかい空気。このピカピカの蒸留釜は、一つ一つ形が違います。違うことによって、全く異なる風味のウイスキーが作られるんですね。
続いて貯蔵庫。
このミズナラの樽の中には、本当にウイスキーが貯蔵されているそう。かなり広く、エアコンなどは一切使わず、四季の温度そのままで管理しているとのこと。樽はたまに位置を変えたりするそうで、技術者は全ての樽の状態を把握しているとのこと。
ブレンダーさんが、各種のウイスキー原酒を調合し、「山崎」を作っているとのこと。絶対的な味覚や嗅覚が必要なお仕事ですね。
貯蔵庫の中は、木の樽のいい匂い!壁面には、製造ナンバーや樽につめた西暦が書かれていました。
貯蔵庫から外に出ると、綺麗な庭が広がっていました。アテンダントさんの案内で、ここで深呼吸。
さて、試飲です。
建物を移動し、席に案内されます。
ちなみに私は今日はドライバーなので、ソフトドリンクをいただきます。
目の前のキラキラしている試飲セットを見るだけで、うわ〜きれい、とテンションが上がります。ホワイトオーク樽原酒、ワイン樽原酒、山崎など。原酒の香りを楽しんだり、そのまま飲む味と水を入れた味を比べてみたり。香りが別物みたいに変わるのが面白いです。
ちなみに、私は試飲ウイスキーなしのかわりに、山崎ラベルのグラスをお土産で頂きました。嬉しいお心遣い!ありがとうサントリー。
美味しいハイボールの作り方を教えてもらいました。ネコ男氏は堪能してました。
アテンダントさんが、ウイスキーの風味について教えてくれます。
ちなみに、おつまみセットの燻製ナッツがとても美味しかったです。古くなった樽の木材をチップにして燻製したそうです。この試飲会場の椅子やテーブルも、樽の木材を再利用したものだと、後ほどアテンダントさんが教えてくれました。樽を最後まで余すところなく活用しているんですな。
これで見学は終了。最初の建物に戻り、売店などを眺めた後、数千本のウイスキーが並ぶ棚を見る。いろんな琥珀色があって、とっても綺麗です。
世界のウイスキーが並べられていました。
テイスティングカウンター。有料で色々試す事が出来ます。中には、貯蔵前のアルコール度数70%のウイスキーを試す事も出来るそう。70%て…。
お土産も買って、嗚呼、楽しかった!
そしてお昼、またまた行きました。長岡京の坦々つけめん「風来坊」。私は基本の白虎。まろやかな白胡麻の風味が相変わらずうまし。
ネコ男氏は、カレー風味で辛めの黄龍を食べてました。「カレーが主張し過ぎず、スパイスの辛さが後からじわじわッと来る。これ、めちゃくちゃ美味い。麺を食べた後のスープに白ご飯を入れて食べると、これまた美味い。かなり美味かった!!」と彦摩呂さん並みの大絶賛してました。
おやつは「Unir speciality coffee」と、長岡京の和菓子店「みずは北川」のコラボスイーツ、コーヒーカステラ。
ふわふわで優しい甘さ。コーヒーの香り。
美味しゅうございました。