木曜日はお休みをいただきました。
朝イチ、諸用を済ませて、京都市内へ。
前日の夜間に小雨がパラパラと降ってましたが、朝から良いお天気です。
約20年ぶりくらいに、上賀茂神社こと賀茂別雷神社へ行ってみました。
前は、大晦日の夜に友人と来たのですが、境内の様子は、ほぼ記憶に残っていません。故に初めてみたいなものですね。
一の鳥居です。
斎王桜が満開でした。
二の鳥居までの、広い参道。白砂が晴天に映えてキラキラしてました。
馬場殿を越えると川の音がしたので行ってみました。ならの小川です。
渉渓園。平安装束に身を包んだ歌人たちが、川に杯を流しながら和歌を詠む賀茂曲水宴が行われる所です。
願い石。手に触れてから、奥にある賀茂山口神社にお参りすると良いらしいです。
二の鳥居。
上賀茂神社と言えばの立砂。
上賀茂神社の御祭神が降臨されたという神山(こうやま)の形を模して作られた盛砂。清めの砂の元祖とも言われているそうです。左側は陽で松葉は3本。右側は陰で松葉は2本。神山の頂にあった松の木を模している、と神社の案内にありました。
橋殿。
手水舎。「神山湧水」。神山のくぐり水を汲み上げているそうです。境内の井戸水と同じ水脈とのこと。
朱塗りの楼門。下鴨神社もそうですけど、上賀茂神社も境内に水が流れていて、清々しい。
楼門をくぐると、奥に本殿を控える中門が見えてきました。一般参拝者が入る事が出来るのはここまで。中門から奥に向かってお参りします。
上賀茂神社には特別参拝というものがある、と事前にネットで知り、「おお、それは是非」とワクワクしながら来ましたが、この日は13時の受付との表示がありました。残念ながら13時まではいないので、参加ならず。
神職さんが、本殿など案内して下さるそうです。またリベンジしたいな。
本殿横の新宮社。普段は門が閉ざされていて、第2、4日曜日に開門されています。京都北部の山間部にある貴船神社の御祭神をお祀りしてるそうです。
片岡社こと片山御子神社。縁結びや家内安全などに御利益があるそうで、紫式部も通ったとか。絵馬がいっぱいでカラフルですね。
岩上。賀茂祭の時に神職さんが岩の上に蹲踞し、勅使と対面する神聖な場所だそうです。
ならの小川がとにかく美しい。
月並みですが、自分の中の小さなモヤモヤくらいは、サーーッと流されていくような気がします。
小川のすぐ側に小さなお社がありますね。
行ってみました。交通安全の岩本神社です。
車で事故ったりしませんように!とお願いしました。
ならの小川を見ながら歩いていると、山手の緑の中に、何か動くものが…。
三毛猫ちゃんでした。
そのまま山の方へ入って行きました。
さて、神社を出まして、門前のお店へ。
京都の定番、すぐき漬け。
上賀茂で栽培されているすぐき菜のお漬物で、独特の乳酸発酵風味が、好きな人にはたまらないお漬物です。私はその「たまらない」族の一員で、無人島に持っていくならコレだと思ってます。
葵屋やきもち総本舗。
軽く炙られた、平べったい形の餡子入りのお餅。
初めて食べましたが、サイズも小さめで餡子の優しい甘さも相まって、そのモチモチ具合や良し。2個くらいは瞬時にいけます。もっと買えば良かった。
上賀茂神社。お天気が良かった事もあり、全体的にキラキラした綺麗な所だなと思いました。あとなんていうか、原始的な空気があるような気がすれど、ちょいちょい雅な平安風味というか。また来たいなと思いました。