木曜日に上賀茂神社に行った後、今宮神社にも行ってみました。上賀茂神社からは、車で10分かかるかどうかくらいです。
こちらもかなり久しぶり、というか、参道脇のあぶり餅を食べた記憶しかなく…たぶん境内には入ってないのではないかと。というわけで、お初という事にします。
東門前の参道脇にある、あぶり餅のお店。右側が「一和」で、左側が「かざりや」。
後ほど立ち寄るとして、先を進みます。
手水舎。何か謂れがあるみたいでした。
今宮神社は別名、玉の輿(たまのこし)神社と呼ぶそうです。よく今宮神社に参詣していた西陣の八百屋の娘だったお玉さんが、将軍に見初められ大奥に入り、桂昌院と名乗り、生まれた子どもが将軍となった。そんなシンデレラストーリーがあったそうです。
拝殿越しに本社。
並びにある疫社。
京都三大奇祭の一つ、やすらい祭が行われます。花が散る頃、都に災厄をもたらすとされるものを鎮めるために行われているお祭り。ちょうど先週に催されたところです。
このへん、うまく言えませんが…空気がぐっと濃いような気がします。
「!!」びっくりして窓口に行ってもらいました。
どうやら海外からの方のようです。数人のカメラマンさんとスタッフさんのみで、日本で結婚式を挙げられる様子。これから神前式の祈祷が始まるようです。神社の式だと、待合室に新郎新婦がいて、巫女さんや神職さんに連れられて、しずしずと境内を行列して…といったイメージだったので、色々なスタイルがあるんだなと思いました。
何はともあれ、おめでたい場に居合わせる事が出来て、こちらにも幸せを分けていただきました。
織姫社と桜。
陽気に誘われて、紋黄蝶がヒラヒラと舞っていました。
阿呆賢(あほかし)さん。いわゆる願い石のようなものです。
八社のあるあたり。
石畳の先、静謐な雰囲気。
石段を登ると、月読社がありました。境内で最も高い所です。本社や疫社辺りの濃い空気感とは違って、静かで穏やかな感じです。
東門から参道へ。
呼び声に誘われて、「かざりや」さんに入りました。あぶり餅1人前。500円。きなこをまぶしたお餅を竹串に刺して、炭火でじっくり炙ったもの。白味噌のタレをたっぷり絡めていただきます。
1人前くらいはペロリといけますので、お向かいの「一和」さんにも入り、食べ比べするといいかもしれません
私の座った店先の席からは、東門をじっくり眺める事が出来ました。
今宮神社を後にし、久々に、桂坂にある手打ちうどんのお店「十兵衛」へ。
毎回頼んでしまう、ピリ坦麺。濃厚なごまやナッツの風味の出汁に、つるつるシコシコの手打ちうどんが、いい感じに絡んで、美味。
今宮神社の御朱印2枚続き。やすらい祭の雰囲気が描かれてますね。緑色のはさみ紙も素敵な絵柄でした。