長岡京市からほど近く、実家があった大原野エリアの氏神様、大原野神社に行って来ました。
奈良の春日大社から神様を勧請した古社で、紫式部や藤原氏と縁が深く、「京春日」と呼ばれています。
もう何度となくブログに登場していますね。
澄み渡る快晴。
空の青さと新緑の緑。参道の奥に拝殿が見えます。
参道の途中に、天に向かって一直線に立つ木。
御本殿のあるエリア。
天気の良さもあり、非常に清々しい。
鹿さんのくわえた巻き物から水が出る手水。
拝殿向かって左手に、摂社末社があります。
「○○社」等の記述がないので、狛狐がいる稲荷社以外は、何の神様をお祀りしているのかは不明。
ここから白壁の神輿収蔵庫に進み、ふと右手を見ると、おっと、御本殿の屋根と千木が見えます。
初宮参りの時から、この神社にお参りし続けているというのに、この拝殿横に来たのは初です。
一間社春日造りの御本殿が、4棟並んでいます。
奈良の春日大社は、3月と12月下旬にある特別参拝に参加しなければ、御本殿エリアに入る事は出来ません。
ここは春日大社を模して造営されているので、色や細工の違いはあると思いますが、春日大社の御本殿もこういう感じなんだろうか。
拝殿にある絵馬。
狛鹿さんから境内を臨む。
去年の台風被害で倒れた樹齢450年の樅の木。
本殿東側の神饌所を直撃し、現在改築中。大変ですね。現代に残る社寺仏閣は、幾度となく自然災害や火災、戦乱などで損壊したり建て直したりを繰り返している所が殆どかと思います。それらが残っている事はすごいことだなと、改めて感服。
山の方にある花の寺への近道。神域にある林で、晴れた日に歩くと特に気持ちいいです。
御神木越しに、鯉沢の池。池の端には菖蒲が咲いていました。赤い橋の向こうにある小祠は弁天さん。
小学生の頃、写生大会でこの風景を書きました。懐かしい。
爽やかな陽気の下、数ヶ月ぶりの参拝で、清々しい心地でした。