五条大和大路界隈にある、六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)に到着しました。京町家や路地が広がる京都らしい一帯で、落ち着いた雰囲気のなかにあります。
天暦5年(951)、醍醐天皇皇子である空也上人により開創されたお寺。平安後期、広大な境域内に平家一門の邸館が栄えたとされています。歴史の教科書などに出てきた「六波羅探題」が置かれたところですね。
16歳くらいの頃に来た事があるのですが、いやー、実に久しぶりです。
門から入って左手の受付で拝観料を支払います。
都七福神のひとつ、六波羅弁財天のお堂があります。お堂の奥に金色に輝く弁天様、手前にある香炉の獅子。ニカッと笑ってます。「オッス!おら、獅子!」と心の中でアフレコしてしまいました。
平清盛公塚と、阿古屋塚。
仏頭がお祀りされていますね。こういっちゃなんですが、こけしのようだ…。
本堂。ご本尊は十一面観音。この日は三十三間堂に続き、十一面観音さんデーですね。
この本堂にて、開運推命おみくじ、というものを受ける事が出来ます。400円です。
友人が毎年もらっており、「迷った時に、指針として、なかなか参考になる。yukixもやってみたら?」と、年明け頃にオススメされていたのでした。
受付の手前にあるファイルは、自分の生まれた年と月日などを組み合わせた数字の一覧表。その数字を受付に申告します。
すると、このようなおみくじを渡されます。旧暦の正月からの1年間なので、現代だと、毎年2月4日からの1年間の運勢となります。
ざっと見ていただいてもわかる通り、あちゃー、な内容ですね( ;´Д`) 他人の厄介ごとに巻き込まれるとか、損失が出やすいとか…。
指針として参考にさせてもらいます!
本堂から奥に宝物殿があり、受付で検温を済ませてから、中に入ります。
ここには、口から6体のちっさい仏様を出している、有名な空也上人像などがあります。
こないだ見たアフロ仏様もそうですが、この、口から仏様を出しちゃおう!ていう発想が最高だなと思います。
境内には、銭洗弁財天、水掛不動尊も。
六波羅蜜寺の近くにある、あの世へ続く井戸がある六道珍皇寺や、枯山水のある建仁寺にも、久しぶりに寄りたかったのですが、またの機会に!