招待券を頂いたので、龍谷大学の龍谷ミュージアムで開催中の「シルクロードの信仰」を観に行きました。
堀川通りに面した綺麗な建物でした。
受付で消毒とソーシャルディスタンス、氏名の記入など、感染対策が為されていました。インドで生まれた仏教が、アジアを経て日本へと至る流れを、彫刻や絵画、文書などで展示紹介されていました。
私は仏教の詳しい事は分からないですが、子どもの頃に「楼蘭展」を観に行って以来、シルクロードというものにそこはかとなく憧れ、ロマンを感じてしまいます。
当時「楼蘭展」のビデオテープを買ってもらい、実家のテレビで何度観たことか。いつか西域を旅してみたい!と子ども心に思ったものです。
のっけに、1世紀から2世紀頃のガンダーラ出土のギリシャ彫刻のような顔立ちの仏像を見て「やっぱり日本のとは顔立ちが違うねー。ていうか1世紀から2世紀のものが、ガンダーラから京都にあるってすごすぎる」とボルテージ上がり…しかし専門的な知識があるわけでもないので、ひたすらネコ男氏と「ほー。こりゃ室町時代か。よく彩色が残ってるねぇ」とか「トルファン出土…もうトルファンて響きがシルクロードぽくて良い」とか、コソコソ好きな事を言ってました。
ミュージアムを後にし、堀川通りを挟んでお向かいにある西本願寺へ。
4連休中にしては、やはり人影はいつもより少なめ。
御影堂門の獅子。
広いです。
左が御影堂。回廊を挟み右が阿弥陀堂。
御影堂の方から読経が聞こえたので、行ってみました。
中には数人の僧侶の方々が読経中で、20人くらいが静かに参拝中でした。
履き物を脱いで上がりますと、足の裏にひんやりとした板張りの床の感触が伝わって、気持ちいいです。
廊下を渡ります。
途中、エレベーターを発見。スロープもありますので、車椅子の方も中まで参拝出来ますね。
阿弥陀堂の内陣は修繕中。
右手の大銀杏が、とても立派でした。
西本願寺を後にし、すぐ近くの通りにある本願寺伝道院。仏具店が立ち並ぶ通りに現れるエキゾチックな建物。
重要文化財で、明治45年、東京帝国大学教授の伊藤忠太氏による設計。現在は浄土真宗本願寺派僧侶の研修に使われているそうです。
建物の周りに、デフォルメ気味の、これは…狛犬?獅子?よく見ると阿吽両方ありました。ちっちゃいのが沢山いるので、なんだかかわいかったです。