yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

最高!済公亭

土曜日のお昼、中華料理店「済公亭」へ。

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ジャズ喫茶を改装したお店で、ご主人は60歳でお店をオープン。中国で生まれ、色々と苦労されて、幼少時に本場で食べた中華料理を作ろうと開店されたとか。そのバイタリティ、本当に尊敬します。

お店の内部はログハウスっぽく、中華風のポスターが貼ってあったり、不思議な馴染みやすさがあります。
孤独のグルメ」のゴローさんがふらっと入って来そうなお店だなぁと思いました。
お店の方は非常に丁寧な接客で感じが良くて、席に着いた時から、私の内なるもう1人の私が「この店は大当たりである」と語りかけるのでありました。

ランチは数種類から。お魚、鶏むね肉、そして名物の唐揚げ。迷わずに唐揚げランチをオーダー。
待つ間にポットサービスの菊茶を頂きます。これ、ランチだと無料サービスですが、通常単品で500円。

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冷え込んだ屋外からたどり着いた、このお茶のあったかさ、菊の花の風味、美味しいのなんの。

常連さんがぽつぽつとやって来て、お店の方と「あけましておめでとうございます」と年始の挨拶をし、「小畑川が凍ってましたよ」とか、長岡京市内のニュースなど会話を交わされ、それがものすごくホッコリしました。

さて、やってきました。唐揚げランチ。

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白ごはん、中華野菜スープ、じゃがいもとピーマンとニンジンのシャキシャキ炒め物、中華風ビーフン、唐揚げ3個。


この唐揚げは、1個が成人女性の握り拳くらいあります。私が「う、うわ、すごい」と上ずった声でうめくのを、お店の方が「ウフフ」と暖かく見守って下さっていました。

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我々が早めの勢いで菊茶を飲むので、奥様がおかわりを作って下さいました。至れり尽くせりです!

こちらの唐揚げ、油っぽさを全く感じさせません。
衣はカリッカリ、お肉はジューシー。
通常、この大きさを食べると、最後はもう胃がもたれたりする事がありますが、食べ切りました。全部残さず。更に、帰途自宅まで歩いている時も、全くお腹に違和感がなく、美味しかった〜!という幸福感が続きました。
副菜も、じゃがいもの炒め物のシャキシャキさが、食事のアクセントとして小気味良い。中華風ビーフンには酸味の奥にからしの風味があり、これがツンと辛すぎない超絶妙な塩梅で感動しました。

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2人ともペロッと完食。
お店を出る時には、厨房のご主人やお店の方、奥様が気持ちの良い挨拶をして下さり、更に奥様が扉の外までニコニコと見送りに出て下さり、私たちは「ありがとうございます」「ご馳走様でした」「美味しかったです」「また来ます」とそれぞれ2回ずつくらい、「どんだけ言うねん」くらい繰り返してお店を後にしました。


やー、最高!でした。常連さんたちに愛されている理由がよくわかりました。
また近い内に、お店に行きたいと思います。