少し前です。平日のお休みの日、上賀茂神社へ初詣に行って来ました。
車で鴨川沿いを北上し、御薗橋を渡ると、上賀茂神社がありますが、新しく鳥居が建立されていました。お土産屋さんのある辺りです。併せて、このあたりを整備されるようです。
駐車場に車を停めて、では改めて…。
鳥居をくぐると、奥へと伸びる白砂の参道。
左右のカラフルな節分厄徐の幟が風に揺れていました。
その先にある鳥居の真ん中。白い杭がありますが…
よーく見ると、杭を中心に枯山水のような円が描かれていました。鳥居の足元にもありました。そしてまっすぐな線も引かれてますね。
前回来た時にも「おっ」と思いましたが、ここだけでなく、境内全体に砂紋に筋が引かれていました。何か謂れがあるのかもしれませんが、神社の方が毎日筋を引かれているのなら、すごい作業だなとおもいます。
入ってすぐ左手に、すぐき神輿?かな?
京都市北部の京野菜であるすぐきのお漬物は、乳酸菌発酵された酸っぱめのお味で、冬の味覚として外せませんね。私も大好きです。
上賀茂神社といえばの立砂。
美しい三角錐。
三角錐のてっぺんに松葉がさしてあり、神様が宿る神籬(ひもろぎ)となるそうな。
どうやって作ってるんだろう。
手水舎。
柄杓なしのコロナ対策。
小川のせせらぎが響く先に、楼門が現れました。
橋殿と呼ばれる、小川にかかった建物を眺めながら。橋殿自体には足を踏み入れることは出来ません。
ババーンという感じで楼門。
その先に拝殿があり、さらにその奥に本殿や権殿があります。
特別参拝に参加したら、神職の方に連れられて、拝殿から中に入れてもらえるそうです。しかし今はコロナ禍中なので休止中。
左手にある社務所では、お正月の破魔矢などともに、節分の福豆も販売されていました。せっかくなのでひとつ購入。
拝殿の上には宝船。
楼門から出て、小川にかかる橋を渡ると、縁結びで名高い片岡社があります。紫式部も通われたとか。
そのすぐ横にある須波神社。癒しの神様だそうな。
須波神社の横に広がる樹林。
手水舎のあるあたりに戻ってきました。参拝者はまばらで、静かな雰囲気です。
心が洗われるような景色。
岩の上に、交通安全の岩本神社があります。
足元はゴツゴツして立ちにくいですが、綺麗な川沿いにあるこの境内社が好きです。
小川は澄んでおり、川岸にのんびりと座っておられる方もいて、なんだか癒される心地。
表参道の東側を流れる小川。
平たい岩の上に腰掛けて、ちょっぴり日光浴。
水の流れる爽やかな音が響いています。
ちょっと触ってみましたが、当然冷たい(笑)
左手に境内社がありました。
病気平癒の山森神社。
下の病に効くという梶田神社。
境内社から見る対岸には、近所の保育園の園児たちが、保育士さんたちに連れられて遊んでいました。まだよちよち歩きの2歳とか3歳くらいの子たちばかりで、すごく可愛らしかったです。
上賀茂神社には、気のせいか、こういう感じの四角く注連縄が張られた場所がたくさんあるような気がしました。古い祭祀跡が何かでしょうか。
一年ぶりくらいに上賀茂神社にお参りしましたが、やはり神域を流れる小川が素敵でした。
コロナ禍が落ち着いて、特別参拝が再開したら、是非一度行ってみたいものです。