yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

御旅所とおやついろいろ

先週の金曜日の仕事帰り、四条河原町から歩いて烏丸へ。その途中、祇園祭の時にお神輿が逗留する四条御旅所を通りかかりました。
今年も昨年と引き続き、祇園祭山鉾巡行は中止になりました。今年はどうやろ?と思ってましたが、まぁそうなるだろうな、というところです。

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今まであまり御旅所をじっくり見た事がなかったので、立ち止まって観察。
子どもの頃から何百回と歩いてるけど、じっくり見たのは初めてです。この両脇の殿方は弓を携えているので、随身ですね。
ここは繁華街真っ只中なので、私の背後には常に人が行き交い、正直落ち着きません。下手したら「じっと御旅所見てるへんなやつ」ですしね。少し右側に歩を進めると、おっと、鳥居がありました。

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八坂神社の境外摂社。冠者殿社(かんじゃでんしや)。
御祭神は素戔嗚尊の荒魂。
やー。ここも今まで全く知りませんでした。四条通りを何百回通った末のこの金曜日、初めて気づく。うっすら感動すらしました。

創建年代は不詳。当初は烏丸高辻の大政所御旅所にありましたが、豊臣秀吉公の命による大政所御旅所の移転に伴い、慶長の初めに現在地に遷座したそうです。

ここは土佐坊昌俊をお祀りしているとも言われています。六条河原で斬首となった土佐坊昌俊は、首をはねられるとき、「この後、忠義立てのために偽りの誓いをする者の罪を救わん」という願をかけて、このことから「起請返し」「誓文払い」の信仰が起こったといわれています。

10月20日の誓文払いの祭礼で、商人が、商売上の駆け引きでついた嘘を祓い清め、罪滅ぼしとして、大売り出しをしました。
昔の商人は、利益を得ることに償いの気持ちがあったんですね。これが、全国各地で行われる歳末大安売りのルーツだとされています。

せっかく京都の職場に戻ってきたので、こういう街中の小さなお社を、仕事帰りにでも、ちょこちょこと探訪出来たらいいなと思います。


先週のある日のおやつ。

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ケーニヒスクローネ」の、もちっとプリン。
なめらかなカスタードプリンの中に、わらび餅。
わらび餅はプリンの味を邪魔しない、ほぼプリンと一体化したような味となっています。
カップ底から、ほろ苦いカラメルソースが現れて、カラメル風味のわらび餅となり、食感も面白く、ポーションも大きいので、おやつとしては非常に食べ応えあり。
ケーニヒスクローネ」はキャラの「神戸のこぐま」がカワイイこともあり、デパ地下で見かけると入ってしまう。いつか神戸のケーニヒスクローネホテルにも泊まってみたいです。

昨日、スーパーで見かけ「!!!」と即座にカートに入れた、ピノのアーモンド味。

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コーティングされたアーモンド風味のチョコに、細かく砕かれたアーモンドが入ってました。
リピート決定。

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3月末までいた北摂の職場の同僚さん方から、たくさんお餞別のプレゼントをいただきました。
その中のひとつ。自分では買う機会もないであろう、「とらや」の羊羹。"桜の里"。

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九谷焼の猫絵皿にのせてみました。
上半分が桜風味の道明寺羹、下半分が塩漬けした桜の葉の入った煉羊羹。
まさに桜餅を食べているかのよう!美味しおす!(思わずとってつけたような京都弁が出る)
見た目も春らしくて、贅沢な気持ちになりますね。

熱いお茶とともに、録画していた映画を眺めながら、美味しく頂きました。