yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

印象的だった神社・仏閣それぞれ3選2021

あっという間に大晦日になりました。

勝手に恒例にしている「今年行った印象的だった神社・仏閣3選」をピックアップしてみました。
あくまで私にとって特に印象に残った場所で、無論、他のいずれの神社仏閣も素晴らしかったです。

では仏閣編から…。

宝厳寺(滋賀県竹生島)
宝厳寺というか、竹生島全体ですね。
近江今津の街からフェリーに乗って向かう事が、もう非日常でした。
船着場からすぐに石段がドカーンと目に入り、「わぁ…」となりますが、上に登ってみると、やはり景色が良かったです。

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弁財天を祀る弁天堂があるお寺に隣接している都久夫須麻(つくぶすま)神社の御祭神も女神様なので、「女性は特に好きかもなぁ」と思いました。

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重要文化財の舟廊下、風情があって良かった!

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清荒神(兵庫県宝塚市)
幼い頃から名前はよく聞いてましたが、今年の1月末に初めて訪れました。主人チョイスだったので全く前知識はなく、「お寺?神社?」と最初は混乱しました。
境内へと向かう参道に沢山の露店が軒を連ねており、ワクワクしました。

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護法堂と本堂とを繋ぐ通路にある、こちらの宝稲荷さん、参拝する人も多く賑わっていました。ゆっくり立ち寄りたかったなー。

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三宝荒神社と護法堂、神仏習合具合がすごい。この日は参拝者がとても多く境内も混んでいたので、またいつか空いてる時に行ってみたいです。

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一乗寺(兵庫県加西市)
主人と圓教寺、廣峰神社、播州清水寺を回っている時に、三番目に訪れたお寺です。
のっけに、受付エリアに猫たちがお出迎えしてくれて、和みました。

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国宝である三重塔の存在感が凄かったです。

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さて、これはブログには書かなかったのですが、参拝を終えて石段を降りようとしたところ、1人のお坊さんが登って来られました。見たところご高齢ですが、身軽で作務衣姿をされていました。
私はその時iPhoneで少し調べ物をして、目線をそこに向けていましたが、そのお坊さんと一瞬目が合いました。私はすぐに目線を落としたのですが、お坊さんがハッとして動きを止めて、じーっとこちらを見つめているのが視界の端に見えました。
心の中で「えっ何?見てますよね私を。知り合いじゃないよね。iPhoneじっと見てると危ないぞとか?汗と日焼け防止に首に巻いてる草間彌生手ぬぐいが気になったとか?そもそも見ているというのは私の自意識過剰なのでは?それにしてもすっっごく見てる気がする」という事を数秒の内に思いました。
で、私は気づかないフリをして、こちらを「ほぉぉ」という感じで見つめているお坊さんの横を素通りしました。
石段を下りながら、隣にいた主人から「おい。あのお坊さん、お前のことを、ありがたそうにめっちゃ見てたぞ」と言われたので、やっぱり気のせいではなかったようです。
いやこれがもう、気になって気になって。
知り合いに似てたとか?それとも草間彌生ファン?
いろんな可能性を考えましたが分かりませんでした。
あの時立ち止まって「あの、何か?」と聞けば良かった!と激しく後悔しています。そうでなくとも、「こんにちは〜」くらい言えば良かったのに私の馬鹿阿呆!と、帰宅してから地団駄を踏んだのでした。

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そんなわけで(笑)、西国三十三所巡りのお寺での出来事でしたが、色々回っていると、またいつかあのお坊さんと出会える可能性もゼロではないので、その時はちゃんと聞いてみたいです(^^)


続いて神社編です。

椿大神社(三重県鈴鹿市)
今年の3月頃に行きました。ずっと憧れていた神社で、混雑を避けて平日の早朝に到着しました。
拝殿へ向かう参道の雰囲気の清々しさたるや。

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境内には小川が流れており、水音と木々を揺らす風の音が辺りを包み、濃厚なご神気の中にチャポンと浸かっているような感じでした。
迫力を感じる拝殿。

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境内にある松下幸之助翁をお祀りする社にも行ってみたかったなと思っています。

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赤坂氷川神社(東京都港区)
まだ記憶にも新しい、東京に行った際に参拝しました。都会のど真ん中に現れる緑のスポットというか、なんていうか癒されます。

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この狛犬さんの造形が可愛らしゅうて。

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手水のお花がとても素敵でした。

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とまぁ、私はとても好きな雰囲気の神社だったのです。が、京都に帰ってから主人がポツリと「赤坂の神社行ったやろ。俺はあの界隈に、なんか"負"の気を感じたわ…」と言い出しました。
オイオイ突然"負"の気とか言い出したぞと意外に思ったのですが、そういえば六本木のタワマンを見上げて「格差社会…」と呟いてたなと思い出しました。いやそっちの意味じゃないか(笑)。


■白山中居神社(岐阜県白鳥町)
今年の夏季休暇ひとり旅(行ったのは11月でしたが)で行きました。
ひなびた雰囲気の集落を抜けて、山の中を車で走ると大きな鳥居が見えてきます。
鳥居の先に広がる景色を見て、それだけで「うっわー!ここめっちゃええやん!」とボルテージが上がりました。
息を飲むほどの大きく立派な木々ばかりでした。

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本殿のあるエリアへは、こちらの川を渡ります。ちょうど紅葉の時期だったのですが、山深い土地柄もあり参拝者は少なく、贅沢な景色を独り占めでした。サワサワと流れる水の音が辺りを包みこんでいました。

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古く歴史を感じる本殿に、好天の日の光がパーッと広がって、白くキラキラと浮かび上がるかのような神社でした。

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境内にいる間「めっっちゃ清々しい」と感動して大満喫していました。白鳥町の山奥にあり、車でしか行けないような場所だからこそ、この雰囲気なのだろうと思います。なかなか気軽に行けない場所ではありますが、また絶対行きたい神社の一つとなりました。


さて、来年はコロナ禍が収束に向かい、色々と元の生活に戻ることが増えるといいなと思います。
今年は拙ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。来年の皆様のご多幸とご健康を心よりお祈りいたします。
どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。