yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

熱田神宮

秋葉山から歩いてすぐ、東門の鳥居から熱田神宮へ。

初詣で非常に賑わってます。神社の駐車場は満車でした。

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露店もたくさん出てました。
それにしてもさすが、広いですね!

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本宮へ続く参道沿いに、明らかに凄い存在感の御神木、大楠。

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枝振りが素晴らしい。樹齢1000年前後、弘法大師空海お手植えと伝えられているそうです。

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本宮に到着。
沢山の人々が参拝に来ていました。
御祭神は熱田大神三種の神器の一つである草薙剣の御霊代(みたましろ)とされる天照大神のことだそうです。確かに、境内は伊勢神宮ぽい雰囲気かも。

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創祀年代については諸説あるようですね。
古くから、不老長生の憧れの理想郷としての信仰から蓬莱島と称されているのだとか。

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本宮の脇から、こころの小径というゾーンに入る事が出来ます。ここから先は、2012年までは一般参拝者は入る事が出来なかった領域。
熱田神宮を創建した宮簀媛(ミヤズヒメ)が占いによって定めた地であり、1900年前から存在する原生林。

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ここから先は、撮影禁止です。

本宮の真横を歩きながら、「この本宮に草薙剣が奉斎されているのか〜。すごいなぁ、絶対見ちゃいけないんよね」とかぽつぽつ話しながら、一之御崎神社に到着。熱田大神の荒魂をお祀りするお社。
本宮前は沢山の参拝者がいましたが、こちらまで回ってくる人はあまり多くはありませんでした。

本宮の背後を回り込む形で、原生林の小道を行きますと、水の流れの音が聞こえてきて、清水社が見えてきました。
御祭神は水を司る罔象女神(みづはのめのかみ)。湧水が沸いていて、水場の中程に石があります。その石は楊貴妃の墓石であるという伝説もあり、おぉ…なんだか色々と情報量が多いな!と思いつつ見ていると、皆さん、柄杓入れた水をその水に向かって3回掛けています。願掛けの方法なのだそうです。
お水をお肌につけると美しくなったり、目が良くなったりという言い伝えもあるようです。私も2、3滴顔につけてみました。

清水社の近くに、土用殿というお社がありました。明治26年までは、こちらに草薙剣が奉安されていたのだそうです。
楽殿の横から、本宮前に戻って来ました。大きな神楽殿からは巫女さんの声や鈴の音が聞こえたので、沢山の参拝者が新年の御祈祷に参列しているんだろうなと、熱田神宮の規模の大きさを窺い知る事が出来ました。

さて、参道に出るところで信長塀。
日本三大土塀の一つ。織田信長公が桶狭間の合戦で勝利したお礼に奉納したのだそうです。うーん、ミルフィーユみたい。

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正門方面の参道。

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境内社の上知我麻(かみちかま)神社と別宮の八剣宮への鳥居。

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上知我麻神社。
御祭神は乎止與命(おとよのみこと)

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元々は、東海道美濃路の分岐する追分に鎮座していましたが、戦後の都市計画で現社地に遷座したのだとか。

すごい枝振りの木の向こうに八剣宮。八剣宮も石段から上は撮影禁止。

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御祭神は本宮とご同前。信長公、秀吉公、家康公という武将からの信仰が篤かったとか。確かに、武将や侍ならば気になるお名前のお社だと思います。

参道脇に人が数人集まっている所があったので行ってみると、神社の鶏さんが。2回ほどコケコッコー!と鳴いてくれました。

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熱田神宮の広大な境内には、色々な境内社が鎮座していました。こちらは南新宮社。

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清雪門。
これも信長塀かな?と近づいてみると、不開門(あかずのもん)と書かれていました。主人が「なんかそこ気持ち悪い。カラス多いしッ」とそそくさと離れて行きました。

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あー、あかずの門って字面を見ると、なんかマイナスのイメージ持っちゃうよね、カラスは露店の食べ物狙いだと思うけどね、と立ち止まって説明文をガッツリ読み、自宅に帰ってからもネットで色々ググッてみました。

草薙剣は、天智天皇の時代に当時の僧侶である道行によって盗み出された事があるのだそうです。新羅に向かう途中、雨風に遭って戻って来て取り戻されたのだとか。草薙剣はいったん宮中に保管され、その後に熱田神宮に帰って来たのだそうです。
道行が草薙剣を盗み出した時に使ったのが、この清雪門なのだとか。
なるほどー。それで二度とそのような事が起きないように、ということなんですね。

さて、熱田神宮を後にして、お昼ご飯を頂くべく移動です。

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