連休最終日、早起きして主人と貴船神社に向かいました。
夏には、料理屋さんの川床でお料理をいただくのが京都の雅な風物詩となっていますが、お値段的にもそうそう行ける場所ではないですな。
子どもの頃、両親と従兄弟らと行ったらしいのですが、幼児だった私ははしゃいで川床から川に落ちたとか。全く覚えてないですねぇ。
印象としては、あれっもう?意外と近いなと思いました。上賀茂神社からちょっと奥に走る感覚。
貴船ってめっちゃ遠いイメージで、道も怖そう…と思い、今まで気にはなるものの行きませんでした。
今から思えば、吉野の山の中にぐいぐい入って行く事を思えばめっちゃ近いです。
貴船神社に連なる細い山道は決して広くはなく、大型バスや大型トラックが行き交うのは難しそうですが、普通車や軽自動車だったら、なんとか譲り合って走行出来る感じです。
貴船川沿いに料亭が多く立ち並び、最近はカフェも出来ているようですね。ゆっくりぶらぶら歩くのが楽しそう。
さて、細い道に貴船神社本宮の赤い鳥居が見えてきました。もう、ワックワクです。
駐車場は、本宮鳥居から少し上に本宮駐車場がありますがここは10台限定。既に満車。
というわけで、更に上へ登り奥宮の駐車場へ。こちらも15台で満車でした。
このあたりは道が狭い事もあり、停車して空くのを待つ事は禁止されています。そして他に予約なしで止める事が出来る駐車場はありません。
つまり、なす術なし。
仕方ないので、貴船神社は諦めることとなりました。
「うぅぅぅ、せっかく来たのに〜。せめて写真だけでもッ」と、走る車窓から貴船の風景を苦し紛れに撮影しました。
貴船川。
本宮の鳥居。あぁー、ここをくぐりたかったな。
まぁしかし、意外とすぐ来れるという事が分かったので、貴船神社はまた平日のお休みが取れた時に早朝にアタックしてみたいと思います。
というわけで、主人チョイスで北区の建勲(たけいさお)神社へ。ここも初めてですね。
今宮神社のすぐ近くにあります。
この神社があるエリアは船岡山と呼ばれていまして、山っていうか丘ですね。
平安京造営の際に、都の東西南北を守る四神のひとつ、玄武とされたと伝わっています。
入ってすぐ、お稲荷様の鳥居があります。こちらは最後に行くとして、まず拝殿へ。
石段をえっちらおっちら。
けっこう急かも。
振り返る。正面の山は、お盆の山焼きが行われる大文字山。大の火床のあたりが見えますね。
敦盛の一節が石碑に刻まれていました。
拝殿が見えて来ました。
コワモテな狛犬さんと梅。
拝殿の向こうに神門があり、その奥に本殿があります。
セルフ祓い串があると、なんだかうれしい。
わぁ、お酒が沢山奉納されていますね。
私が「アハッすごい!」と喜ぶと、書いて下さった神社の方が「信長様に褒められたら嬉しいよね」とニッコリ。とても嬉しかったです。そのまま隣のページに貼っておきました。
石段を下りて来て、お稲荷様へ。
明るくて、とても美しいお社ですね。
いつも不思議なのですが、たまに金網で守られた狛狐さんがあるのですが、これは盗難とか悪戯避けなのでしょうか。主人に聞くと「逃げてどっか行くんとちゃう」とテキトーな感じで答えてました。
御所の猿が辻と呼ばれる、北東の角にあたる辻に神使であるお猿さんの像があり、夜な夜な抜け出しては悪戯をするので、金網を張って閉じ込めたというお話がありますが、それを思い出しますね。
稲荷社から正面鳥居方面。
さてさて、お昼ご飯は焼肉ランチ。
美味しゅうございました。