yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

金峯山寺

上千本から下千本の観光駐車場に車を停めて、歩いて金峯山寺まで登りました。

2年前の休暇で来た時、駐車場から登り始め、山々の景色に感動し写真を撮ったところ、アスファルトの段差につまづいて右膝を強打しぬかるみにハマり、ズボンは汚れて破れるは膝はめちゃくちゃ痛いはで悶絶しました。
今も正座とかで膝をつくと耐えられず痛いんだよね…骨ちょっと砕けてんじゃなかろうかと(笑)勝手に推測してます。

そんなことを思い出しながら、銅鳥居まで登って来ました。ここから金峯山寺までは200メートルほど。


道沿いには温泉施設もありました。


保存修理中の国宝の仁王門が見えて来ました。
仁王門の金剛力士立像は保存修理を終えて、仁王門の修理が完成する令和10年頃まで、奈良国立博物館で特別公開されるのだそうです。


ぐるっと回り込んで、いざ。


2年ぶりの金峯山寺
四本桜の向こうに蔵王堂。

この日は近くの小学生の校外学習のようで、拝観を終えたらしき子どもたちが、先生方に引率されて班ごとに移動していきました。
私も小学生の頃は校外学習で京都東山の社寺を回った覚えがあるので、懐かしく思いました。大人になってから「子どもの時、蔵王堂行ったなぁ〜」て思い出すんだろうな。

国宝、蔵王堂。
この存在感、素晴らしいですね。

白鳳時代修験道の開祖である役行者が開創。
金峯山修験本宗の総本山として、全国の修験者や山伏が集う寺院となっています。
幾たびも焼失と再建を繰り返して、現在の蔵王堂は、天正20(1592)年に再建されたものです。


さぁ、入堂料を納めて中に入ります。

正面には日本最大のお厨子があり、秘仏のご本尊金剛蔵王大権現の尊像3体がお祀りされています。
ここで正座しようとして「いたっ!やっぱりぶつけた所が痛い!」となって、前回同様立て膝スタイルでお参り。

奥の方へ入っていくと、天海上人や数々の所縁ある高僧の像、歓喜天のミステリアスな御簾、金剛蔵王権現像、開祖である役行者像などがお祀りされています。
そしてやっぱり目を引くのが、お堂の北東角にある木造の蔵王権現立像。とっても大きくて、前回も書きましたが、怖い表情でありながら、ガッハッハ!と笑いながら憂いを吹き飛ばして下さりそうな豪快な雰囲気が最高です。
周りに誰もいないのをいいことに、ここでゆっくりお像を拝仏させていただきました。ありがたいです。


寺務所で小さい方の御影を購入しました。


境内の天満宮


久しぶりに金峯山寺にお参り出来て嬉しかったです!
続く。