yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

横蔵寺のミイラ仏様

華厳寺を後にし、田園地帯を走っていると、パラパラと雨が降り出しました。空は晴れているので、ススキ野原と刈り入れ前の稲穂の波に、キラキラと雨粒が降り注ぐ様が、とても美しかったです。

 

谷汲神原の横蔵(よこくら)寺に到着。
ここは西国巡礼の札所ではありませんが、西美濃巡礼の第一番札所とのことです。

前夜に色々検索し、私のリクエストにてやって来ました。

山里にあり、駐車場から外に出ると、ひんやりした空気と共に、爽やかなせせらぎの音がザァーと聞こえてきました。

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いざ境内へ。
開山は伝教大師空海上人。延暦20年(801)。桓武天皇勅願寺

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まるで城壁のような石壁。

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赤い医王橋の下には、清冽な飛鳥川の流れ。

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実に爽やかで、水音を聞くだけでリフレッシュ。 

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お城に参内するかのような道。

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手水。こちらも観音様でしょうか。

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非常に立派な木がたくさん。

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山門。 

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こちらにも巨大わらじ。

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仁王様はこの中にはいらっしゃいませんでした。

 

伝教大師空海上人が自作の薬師如来を彫ったお寺で、比叡山薬師如来と同じ木から作ったそうです。
横蔵街道という巡礼の道があり、一里ごとに薬師をお祀りしていたそうな。平安、鎌倉時代には、この辺りの本山として、学問や文化の中心地でした。

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三重塔。

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香堂。

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本堂。ご本尊は薬師如来秘仏ゆえ、60年に一度のご開帳。

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参道を進みます。

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観音堂

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飛鳥川を渡る。青紅葉が綺麗ですね。

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舎利堂への石段。

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瑠璃殿。こちらで拝観料をお支払い。御朱印もこちら。ご本尊や深沙少将などの仏像が収蔵されています。

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個人的には、やはり深沙少将に釘付けでした。「西遊記」の沙悟浄です。泰山府君毘沙門天の化身とも。独特の風貌でした。

 

お向かいにある舎利堂へ。

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こちらには、妙心上人の舎利仏(ミイラ仏)がお祀りされています。
受付をすませると、お寺の方が由来を吹き込んだ音声を再生してくれます。2、3分かな。
上人は天明元年(1781)に、横蔵に誕生。仏道修行の旅を経て、山梨の御正体山の洞窟にて断食し入定。明治23年に故郷であるこの横蔵寺にお祀りされたそうです。

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テレビなどでは即身仏を見る事がありますが、実際に目にするのは初めてです。
音声終了後、祭壇の前方まで進み、ガラス?プラスチック?ケースの中にお祀りされている妙心上人のすぐ側まで行く事が出来ます。
結跏趺坐かな、足を組んだ形で両手を合掌されています。皮膚は真っ暗で軽く口を開けられていました。

人工の手を施さず、当時の状態のまま現在に至るそうで、自然のまま安置されていました。
上人様はすごいなぁ…という畏敬の念が湧いてきます。静かに合掌し、舎利堂を後にしました。

 

こちらは御朱印ですが、妙心上人の舎利仏のスタンプが押されます。そうそう、こういう体勢でした。

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山門から外に出るときに、二階部分の鐘に気づきました。「どうやって打つの?」「石段から長い棒でつつくのか?」「いや、きっと法力で…」等々、色々言いましたが、ちゃんと二階に上がる梯子がありました。そりゃそうですね。

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飛鳥川の爽やかな水音に送られて、横蔵寺を後にしました。

 

お腹すいたお腹すいた!と連呼しながら、お昼ご飯のお店へ。
大垣市にある「水谷」。

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地域の方に愛されている雰囲気のお店で、あっという間に満員になりました。

 

ミニ味噌カツ定食。
ミニとありますが、普通のトンカツよりも大きめです。しかも肉厚。

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味噌カツ、ズームアップ。

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味噌ソースは甘じょっぱく、カツはカラッと揚がっており、油っこさはありません。サクサクいけます。今まで食べた味噌カツの中で一番美味しい。無言で食べ進めました。

 

こちらはネコ男氏のジャンボ味噌カツ定食、ごはん大盛り。

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黒いトレイの中のお皿の大きさを、私のミニの方と比較してもらうと、その大きさが分かり易いかと。
こちらも肉厚。カラッとしているので、こちらも完食。

いやもう、おみそれしました。また機会あらば是非行きたいお店です。

 

今回も良いお参りが出来ました!

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満願の地、華厳寺

土曜日の朝、吉野の道の駅で買った番茶あんこ食パンを少しトーストして、柿とともに。番茶の香りとあんこのほのかな甘さが美味しい。

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そして例によってネコ男氏チョイスによる西国三十三所巡りに出発。今回はよもやの華厳寺です。そう、三十三所最後の満願のお寺。


我々は順番は無視して、行ける時に行ける所に行ってますが、「さすがに華厳寺は最後だろうな」と勝手に思ってました。
ネコ男氏曰く「おふくろが行って、めっちゃ良かったらしいで!ここに行きたい」とのことで、んじゃまぁいっか、という事で、朝7時半に車で出発。

 

名神高速関ヶ原で降りるネコ男氏。そこからは地道で向かう様子。天下分け目の関ヶ原を抜け、岐阜県揖斐駅あたりまで来ると、竹中半兵衛ゆかりの五明稲荷の前を通り過ぎたり、古い街道沿いの街があったり、のどかな秋の田園風景が広がったり、いい感じのドライブでした。

 

2時間弱で、岐阜県揖斐郡にある西国三十三所第三十三番、華厳寺に到着。
長い参道が始まる門を車で入ると、左手に無料の駐車場がありました。
年季の入った感じの谷汲踊りの顔出し看板があります。

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参道脇にはお土産店や飲食店、骨董品、掛け軸や仏像などを売るお店などが軒を連ねていました。ただ、半分くらいは廃業されているのか、閉まったままのお店も多かったです。

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途中の参道沿い、緑に包まれた小さな神社がありました。後で調べたところ、八王子神社というお社だそうです。いざ参拝。

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二本の大きな木が、神域へのゲートのように立っていました。

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なかなか雰囲気のある境内でした。

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拝殿前から参道を臨む。こんな感じで、毎日、巡礼さんを見守ってらっしゃるのかもしれませんね。

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メニューをチェックするネコ男氏。うなぎ食べたいなぁ。

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仁王門が見えてきました。

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満願のお寺ということで、道中見かける参拝者は、これまででは一番多いです。この参道の感じでは、昔はもっと多かった事でしょう。


巨大わらじ。左右にあります。

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こちらの仁王様は格子の奥にいらっしゃり…格子の隙間からお顔を撮影。なんか怖いアングルになってしまいました。

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仁王門の向こうは、ゆるやかな石畳の参道が続きます。奉納された石灯篭が沢山ありました。

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入ってすぐ右手に、放生池と地蔵堂

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ほー、立派なお寺ですなぁ、と言いながら歩く。

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紅葉の時期は、より一層、趣がありそうです。

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豊川分霊ダキニ真天堂(実際のダキニは漢字)。豊川稲荷の分霊。京都にもちょいちょい見かけますが、ここまで立派なお堂に来たのは初めてかも。

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苔むした雰囲気がかっこいい狛狐さん。

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お隣の敷地に、水琴弁天様。水琴窟になってました。

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そして謎の白い像。
こういうのがたまらなく好きな私は飛びつくように撮影。

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石橋の苔むし具合がすごい。

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山からの水でしょうか。水の流れる音が清冽。

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こちらの大樹も、すごく苔むしてますね。

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手水舎。観音様でしょうか。水瓶からお水が出てます。「ま、おひとつ」「いやー、おっとっと…」な感じもなきにしもあらず。

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本堂へと至る石段。巡礼満願の方は、きっと万感の思いが有るのではないでしょうか。

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阿弥陀堂。かなり古そうです。

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よいせ、よいせと上がります。

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本堂。

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ご本尊は十一面観音。地下に戒壇巡りがあります。
華厳寺は、延暦17年(798)、会津の豪族大口大領により草創。都の仏師に造らせた観音像と共に、会津に帰ろうとしたところ、美濃の赤坂(今の大垣市)で仏像が動かなくなり、草庵を建立。延暦末に豊年上人が華厳寺として建立したとのことです。


境内のあちこちに、このお札が左右セットで貼られていました。

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この「摩訶」という文字を見ると、どうしても子どもの時に見た「ドラゴンボール」のオープニング曲「摩訶不思議アドベンチャー」が脳内再生されるのですが、私だけでしょうか。


本堂の入り口、左右の柱に「精進落としの鯉」があります。よくよく見ると、鯉の口が阿吽になってますね。

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柱の正面ではなく側面にあるので、あらかじめ知っていないと、パッと見て気づかないかも。
西国巡り満願者が、この鯉に触れるの習わしがあるらしいです。

 

堂内には絶え間なく参拝者が訪れます。奥に靴を脱いで上がる小上がり的な空間があり、社務所やご本尊が鎮座されています。

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仏様は非公開なので、お姿を拝することは出来ませんが、堂内はおおらかな落ち着いた雰囲気に包まれていました。
この日は法要中で、ご本尊に対峙するくらい、かなり近い場所に座ってらっしゃいました。法事の時はめちゃくちゃ近くに座らせてもらえるんやな〜すごいなと思いつつ、本堂を出ます。

 

右手の回廊に、木彫りの大黒さん、恵比寿さん、布袋さんがいっぱいお祀りされている祠がありました。祠の中を少し失礼して覗くと、仏像は確か青い色で手がたくさんあり、ちょっとよくわかりませんでした。

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本堂の真裏にあたる場所に、お地蔵様。身体の治して欲しい場所に1枚20円のお札を貼りつけて、お水をかけると良いそうです。

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「やりますか?」「おぉ、お前、足が長くなるように足に貼れ」とネコ男氏に失礼極まりない事を言われつつ、財布をさぐると10円玉がない。というわけで今回は眺めるのみ。貼ってたら、夜の間に2センチくらい伸びたかもしれません。

 

本堂の回廊の奥に、笈摺(おいずる)堂と子安堂が見えます。

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本堂へと向かう石段を上がる時に、この鮮やかな千羽鶴がチラッと見えるので、ちょっと「わぁー、何かある」とワクワクします。

 

回廊左側の祠の仏様。全身に経文が刻まれていました。秘仏ご本尊にも全身に経文などが刻まれているそうなので、ひょっとしてご本尊のお前立ちみたいなものかな?

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華厳寺ならではの、笈摺(おいずる)堂。
西国巡り満願者が、笈摺や御朱印などを奉納。

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千羽鶴は、折鶴が笈摺に因む事から奉納されているらしいです。

 

子安堂。安産や子宝祈願など。

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満願堂への三十三段の石段。

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ヨイショヨイショと小さく呻きつつ登り切ると、満願堂が現れます。ご本尊は平安時代作の十一面観音。

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そして…狸。

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いたるところに、狸。

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大トトロ、中トトロ、小トトロのよう。

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石段上から。朝方は、時折雨が降ったりしていましたが、綺麗な青空が見えてきました。

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ここから1.5キロほど登山すると、奥の院があります。今回はパスして、別の道から下へと降ります。

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仁王門まで戻って来ました。
さすが満願のお寺、参拝者も多く賑やかでした。

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参道脇で気になったもの。ぜんざいパン。
あんこの揚げパンかな?

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次は私のリクエストで、華厳寺からほど近くにあるというお寺へ。
続く!

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蜻蛉野、丹生川上神社・中社

吉野川を傍に眺めながら、東へ走りました。
さすがにこの辺りは、吉野山へのアクセス地点でもあり、車の量もそこそこあります。
それにしても、この吉野川沿いに立つお家が羨ましい。毎日、窓から吉野川の流れを見る事が出来るのだから。

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予定では、丹生川上神社の上社、中社、下社という三社を回るつもりでしたが、天河大弁財天社の駐車場で色々と行程を組み立て直しザックリ割愛。今回は中社のみを目指す事にしました。

 

中社がある東吉野へは、初めて向かいました。
吉野川を右手にひたすら東へ。時代に車の姿は減り、山の中へ。午後に向かって上がってくるはずの雨は止むどころか順調に降り続き、我ながら「こんな雨の日に東吉野の山奥に行くひと、あまりいないよね」と思いました。


東吉野の山里は古い建物も多いなか、ところどころお洒落なリノベーション系のお店もあり、天川村や下市の風情とはまた違う情趣があり、だんだん楽しくなって来ました。

 

人家も途絶え、橋を渡ったり、うねうねした細い道を通り抜け、高見川に沿って走ること、しばらくすると、参道の始まりらしき小さな鳥居が見えてきました。
「おっ。ここじゃない?」と独り言を言いつつ車の速度を弱めると、道路に向かって大きな朱色の鳥居が現れ、そこが間違いなく丹生川上神社中社でした。
雨の中、現れたその神社の姿に、思わず車の中で「何ここ、めっちゃいいやん!!」と言葉が漏れました。
鳥居の奥、雨のため、うっすら靄がかったような社殿がババーーン!という感じで目に飛び込んで来ました。


さて、盛り上がる気持ちを抑え、駐車場へ。とっても広いです。

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車から出て、ウインドブレーカーを着用。昨年の熊野三山用に買ったものですが、もうコレ今回大活躍。


いそいそと道路を渡り、神社向かいにある高見川へ。

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雨天ゆえ、流れはやや濁りもありますが、美しかったです。晴れていたらもっと綺麗でしょうね。これから紅葉の季節は沢山の方が来られるのかもしれません。

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さて、それでは大鳥居から改めて。
丹生川上神社・中社。

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雨師の明神、水神宗社とされ、朝廷から崇敬されていました。ご祭神は、岡象女神(みつはのめのかみ)。水一切を司る水利、雨の神。

 

手水舎。疫病退散の鉢巻の龍神さんが頼もしいですね。

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拝殿前。左手の「龍神」の書が目をひきます。

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拝殿の中には入る事が出来て、参拝後も、椅子などがあるのでゆっくりできます。

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祓い串もありました。

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龍玉。ほー。色々ありますね。

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御本殿。
草創は今から約1300年余り前。西暦675年頃とされています。

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丹生川上神社は、ひでりの時には降雨を、長雨の時には止雨を祈る奉幣祈願が、朝廷から96回も行われてきた筋金入りの水の神様。
色々あって、途中廃絶して所在地不明となった時期があり、そのため現在の上社・中社・下社のうち本来の本社はどこか?という検証などがあったそうですが、その辺は長くてややこしいのでここでは割愛。


これこれ。この黒い馬と白い馬。

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降雨を願う際は黒馬を。
止雨を願う際は白馬を。
その時々の目的により奉納し、願いが叶ったときは、放牧されたり払い下げられたりしたそうです。

 

今日のお天気だと私は白馬を奉納したくなりますが…(笑)。しかし雨ならではの風情もありますしね。

 

丹生の真名井。御本殿裏手の山から分源され、御本殿の地下を通り井戸に湧き出ているそうな。

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叶大杉。

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素晴らしい大迫力。私は触るのは遠慮しましたが、下から眺めるだけだけでも御利益ありそうな大樹でした。

 

叶大杉の傍に絵馬をかける場所があります。

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ちらっと目に入ったものが、全て「震災で苦しんでいる方が少しでも楽になりますように」などの、他の人の安寧を願うものばかりで、思わず「なんて心がきれいな人たちばかりなんだ…!」と、三室戸寺で宇賀神像の尻尾を掴み「金運金運!ゲヘヘ」と笑っていた私とはえらい違いです。

 

絵馬の絵柄。やはり黒い馬と白い馬ですね。
いいな、なんかカッコいい。
しかし同時に「ゴディバ」のチョコレートを思い出したり。

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なでフクロウ。

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丹生川上神社中社の背後の山は、小牟漏岳(おむろがだけ)と呼ばれ、この地を「蜻蛉野(あきつの)」と名付けた古事があるそうです。

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さて、最初に見えた小さな鳥居の方へ歩いてみました。参道の入り口ですね。

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右手になんだかすごそうな所が。

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木霊(こだま)神社。
脳内で、ジブリもののけ姫」の白いアレが「カタカタカタカタ…」と揺れる音が再生。

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こちらがお社。ご祭神は五十猛命

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見下ろしたところ。道路を挟んだ向こうが高見川。

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ここから本殿の横の方に行けるようです。

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大盛丸神社。龍神様をお祀りしていました。

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空へと突き抜けるように聳え立つ夫婦杉。向こうに本殿があります。

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それにしても、この神社は木の勢いが凄いですね。

 

社務所にて。龍のおみくじ。

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三社参りの色紙。上社も下社も馬ですね。

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絵馬も。

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そろそろ次の御朱印帳をどこかで…と思っていたので、こちらで購入。
白と黒の龍神様がカッコいい!

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さて、私は気づかなかったのですが、高見川の方に夢渕や東の滝という美しいところがあったようです。どっちにせよ、この日のお天気では河原に降りるのは危ないので行けなかったけれど、見たかったですね。

 

やー。素晴らしい神社でした。
今度はお天気の良い日に、上社・中社・下社と三社参りをしようと思いました。


東吉野から移動すること、約1時間ちょっと。
吉野へ来た時は必ずと言っていいほど立ち寄る、道の駅、大淀iセンターに到着。

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吉野路の名産やレストラン、旬の野菜や果物、植物などが販売されています。

 

余談ですが、この日は一角でコストコフェアをしてました。いいなぁ。長岡京市でもやってほしい。
大きなロティサリーチキンや、大量のディナーロールの袋を持ち上げて「オイこれ」と話しかけるご主人に向かって「いらん」と一喝する奥様の会話が聞こえて来て、面白かったです。

 

さー、お昼ごはん。

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ハンバーグ定食。熱々の鉄板にて登場。和風のきのこソース。きのこは吉野産。

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美味しくいただきながら、お隣の席に座っていた壮年男性二人組のうちの一人が注文した唐揚げ定食が到着した途端、思わず「あっ!」と二度見しました。
メニュー写真よりも遥かに美味しそうな、カラッと上がった唐揚げがゴロゴロッと盛られていて、ハンバーグもいいけど、そっちにすれば良かったと心の底から思いました。

 

このごはんおかわり券、肩たたき券を思い出して懐かしい気持ちになりました。

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日本酒「猩々」、吉野柿、宮滝醤油、柿の葉寿司、揚げ出し豆腐、番茶あんこ食パンなどを買い、帰途に着きました。
これからは紅葉の季節なので、天川も吉野も、より美しい景色を見ることが出来るだろうなと思います。

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雨の天河大弁財天社

本日はお休みでした。
というわけで、約4年ぶりに、奈良の吉野にある天川村へ。

 

奈良の天川村といえば、日本三大弁財天の一つとされている天河大弁財天社があります。

山間の秘境でありながら、芸能関係者のお詣りも多いそうです。
修験道大峰山の麓、青々とした森があり清流が流れ、温泉も湧き、とにかくリフレッシュ出来ます。


私が天川村に行き始めたのは、17、8歳の頃だったかと思います。当時は神社仏閣巡りをしていたわけではなく、ただ「なんか、どうにも好きだからちょくちょく通いたい」という感じでした。今から思えば、現在の神社仏閣巡り趣味につながる原点になってますね。


早朝5時、長岡京市を車で出立。
お天気は、昨夕から降り続く雨。外は真っ暗。高速道路で夜明けを迎えましたが、どんよりとした雲が空を覆っていました。

 

東大阪を経由し、葛城市から高速道路を降り、吉野の町に入ります。千石橋を南へ渡るとき、吉野川の景色が広がり「来たー、吉野に来たッ!」と、毎回一気にボルテージが上がります。


吉野川を越えて、下市の古い町並みを車で走り抜ける時も個人的には盛り上がります。「古いレトロな町並み」が好きな方には堪らない空間ではないでしょうか。仕事がリモートで完結するのであれば、こういう所に住んでみたいな。

 

下市の町から山へ分け入ると、道路には「世界遺産」や「大峰山」の文字が増えて来ます。山を超えトンネルをいくつも越えた先に、天川村の景色が広がります。

 

昔はナビもなく、地道を走りトンネルもなかったりしたので、京都市内の実家からは片道約5時間半くらいかかりました。今はナビの誘導で高速道路を駆使し、約2時間15分くらいで到着です。

 

天川村を流れる清流、天ノ川に沿う形で、天河大弁財天社への道が続きます。釣りのお店や小さなご飯屋さん、旅館や住居など、静かな山里の雰囲気です。

 

到着。
大峯本宮、天河大弁財天社
ご祭神は、市杵島姫命(弁財天)、熊野坐大神、吉野坐大神ほか。

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飛鳥時代の草創とされています。HPによると、龍、水分(みくまり)の信仰で代表され、古代民族信仰の発祥地とされる大峯の開山が、修験道の開祖である役行者によってなされました。その折に、本尊である大峯蔵王権現に先立って勧請され、天河大弁財天社の奥宮がある弥山という山の鎮守としてお祀りされたそうです。

 

弘法大師空海上人も、高野山を開山する前に、ここで修行されたとか。とにもかくにも、修験道密教とも関係の深い神社なんですね。

 

ひゃーお久しぶりだわ、嬉しいねぇと思いつつ鳥居をくぐり…。

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手水を使わせてもらいました。水盤にお水はなくて、竹の筒からチョロチョロと出ていました。コロナウイルス対策ですね。

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拝殿へと向かう石段。ここでもう私はすでに急ぎ足。

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何故ならば、昨晩あらかじめ神社のHPをチェックしたとこ、毎朝7時半から朝拝が行われると知ったからです。
予約不要で参加自由。やー、知らなかった。
この時、すでに拝殿の方から太鼓の音が響いていたので、「あ、もう始まってる!」と慌てて向かいました。

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雨天ながら、すでに3名ほどの参拝者が座っていました。

拝殿は、本殿に向かって階段上に高く作られています。神職さんが拝殿の太鼓を叩きながら、祝詞を奏上されていました。
参拝者は、拝殿と向かいの神楽殿との間にある玉砂利に置かれた椅子に座らせてもらう形です。
お天気の影響で拝殿エリアは暗く、(人が動くと反応するセンサーライトがたまにピカっと点いたりします)神職さんの祝詞と、雨音と、鳥の声だけが響いていました。


最後の方、神職さんから「なうまく、さんまんだ…」と聞こえて来たので「おおっ!?」となりました。祝詞ではなく、密教真言がいくつか聞こえてきました。私が聞き取れたのは、不動明王真言と、「神変大菩薩役行者」の名前と、「弘法大師空海上人」の名前。
すごーい!神仏習合時代の名残というか、天河大弁財天社の由来を感じる事が出来て感動しました。早起きして吉野までやって来て良かった。

 

朝拝後、巫女さんから、お神酒と半紙に包んだ小さな昆布をお受けする事が出来ます。私は車なので昆布だけ頂きました。

 

拝殿奥の石段を降ります。

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役行者堂。
左手に本殿が見えます。

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狛犬さんが左右を守る石段を、再び拝殿へと登ります。

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朝拝を終えて、誰もいなくなった拝殿前に、地域の方と思しき参拝の方が静かにお祈りされていました。
邪魔にならないように後ろを通り、拝殿の外へ。

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狛犬さんたち。

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ひとまず、石段途中にある五社殿へ。

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天石というものがあるんですね。何回来てるんやと我ながら思いますが、ハイ、知りませんでした。
五社殿前の天石の一つ。

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こちらも天石の一つ。残りの一つは、先程の役行者堂の左側にあるようです。

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再度、誰もいなくなった拝殿へ。

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中央に見える鈴が、天河大弁財天社ならではの五十鈴。
晴れた日には上の方から日の光が差し込んできて、実に清々しい。

 

注連縄が貼られた場所がありました。

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境内の様子。雨がしとしと降っています。

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神社のお向かいに、来迎院というお寺があります。
右手の赤い鳥居はお稲荷さんでした。

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天河大弁財天社に来た時は、こちらもあわせて行きます。樹齢1200年といわれる大銀杏。空海上人お手植えとされています。

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1000年を超えてなお、青々とした葉が茂る威風堂々たる大樹。
素晴らしいです。

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さて、朝拝にも参加出来たし、大満足。
このあと、天川村の採水場と龍泉寺にも行こうと思っていましたが、何となく予定変更。
天川村から下市口方面へと移動しました。
続く!

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鬼滅コーヒーとたまごトリオ

すごいですねー。

鬼滅の刃フィーバー。

ちなみに映画は「もうちょっと日をおいてからでいいや」ということにしました。


とか言いながら、ダイドーのコラボコーヒーを買っている自分。

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しかも、けっこう真剣に善逸を探しました。
職場の同僚さんと「全集中!エクセルの呼吸!シート作業グループ解除の舞!」とか言ってる自分にハッとしてます。

 

のりたま60周年限定の「たまごトリオのりたま」を買いました。

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のりたま、たらこたま、うなたま。

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うなたまが特に気になる。
後日、熱々ごはんにかけて頂きたいと思います!

コメダ珈琲店

先日の仕事終わり、実母がお世話になっている介護施設を訪問しました。


コロナ禍ということで、3月頃から面会は制限されています。予約制で1日の人数を決めて、あとは本人の様子を写した映像などを見せてもらいました。

先月、コロナウイルス陽性の入所者さんが出たとのことで、今は全面的に面会禁止中です。その方のみで、他に感染はなくクラスターも発生せずでした。職員の方々が徹底して配慮して下さっているおかげだと思います。

 

今年も、施設でのインフルエンザ予防接種の手続きがあり、しんと静まった受付ロビーで書類を記入し外に出ると、すっかり暗くなっていました。
義実家の夕食づくりは主人ネコ男氏にお願いしてきたので、久しぶりに「コメダ珈琲店」へ。

 

シロノワールくまもとモンブラン

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上に乗ってるモンブラン?がすごいですね。
実は私、シロノワールモンブランも食べた事がなく…味の予想がつかない。コメダさんも色々やるなぁ。

 

マカロニグラタンとブレンドコーヒー。

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チーズがトロットロで、美味しゅうございました。
コーヒーについてくるコメダ豆もクセになる。レジ横で売っていたので、思わず買って帰りました。

 

さて、明日は「鬼滅の刃」の新作を映画館まで観に行くか!とネコ男氏と話し、映画館のサイトへチケットを予約しようとしたものの…。アクセスが集中していて、いっこうに繋がらない。

やっぱりね。

封切りした直後の土日ですもんね。

というわけで早々に「ま。また明日アクセス出来たらでいいや〜」と打ち切り、コメダの豆をボリボリと貪り食らう秋の夜。

 

雨上がりのラ・コリーナ

長命寺を後にし、湖岸沿いの道を走っていると、雲が晴れて青空が覗き、山が姿を見せました。

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さて、お久しぶりに「ラ・コリーナ」に到着。
和菓子の「たねや」と、洋菓子の「クラブハリエ」を運営する「たねやグループ」のフラッグシップ店で、広大な敷地内に、ショップやフードコート、カフェがあります。

 

前回は、朝イチで人も少なめでしたが、今回はどうかな。駐車場にはそこそこの車の入りです。
駐車場の生垣をくぐると、この景色が広がります。
ジブリの世界のようで、素敵ですね。

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名物のバームクーヘンを買う人の行列もありましたが、前に来た時ほどの混雑はありませんでした。

 

メインショップを抜けると、右手はカステラショップ。左手の黒っぽいジブリの要塞みたいな建物は、たねやグループのオフィス。

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緑のトンネルのような円形の渡り廊下があり、フードコートとギフトショップの屋根が見えます。

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青々とした緑に溢れた空間で、いつ来ても「うわぁ〜」となります。

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メインショップの和菓子「たねや」で、大好物の「ふくみ天平」という最中を購入。求肥とあんこ入り。自分ではさむタイプの最中で、皮がパリッパリ。程よい甘やかさ。普段、最中を買う事はないのですが、ここのは本当に美味しいなと思います。

 

メインショップの窓。

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バームソフト。

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バームサブレが乗ったソフトクリームで、ミルキーとクリーミーの2種類。これはクリーミー味。バニラが濃厚。ネコ男氏が食べたミルキーの方は、あっさりして牛乳の風味がしました。

 

屋根の下から草野原。屋根から滴ってくる水滴が下に伝わってきて、ポタポタと野原を潤します。

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どこか別の国に来たような気持ちになる。

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最後に振り返って撮影。
この草屋根、季節によって表情が変わるのが素敵ですね。

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さて、滋賀の旅はこれでおしまい。
「今まで何度も日帰りで来てるけど、琵琶湖は広いし、見どころもいっぱいあるな」という話をしながら、帰途につきました。
今回は残念ながら竹生島へは渡れませんでしたが、また折を見てリベンジしたいと思います。