御廟橋から、一の橋へと進みます。
朝の光が差し込むなか、参道にある沢山の戦国武将の場所や供養塔などを見ながら進みます。
こちらは肥前松原、松平家の墓所。
苔むした五輪塔の存在感がすごくて、撮影させて頂きました。
この山上にここまでの町を拓き、今もなお高野山として維持されているということが本当にすごいな。
ということをぼんやり思いながら歩きました。
左手に曲がると、朝イチやってきた中の橋駐車場に繋がります。このまままっすぐ進みます。
5時半頃は曇天気味でしたが、雲も晴れて快晴。
汗かき地蔵。
地蔵菩薩がお祀りされていますが、衆生を救うべく奔走されているせいで汗をかかれているという言い伝えがあります。
その右脇にある姿見の井戸。
井戸を覗きこんだ時に自分の姿が映らなければ、3年以内に他界するとか。思い切ってえいっと覗いてみました。ちゃんと映りました(^^)
大木の間、日のあたる墓所。
途中、石田三成公、武田信玄公、豊臣秀吉公、などなど、沢山の戦国時代の武将の墓所の前を通り抜けました。石も古く苔むしているので、近づくのは憚られるような独特の迫力があります。
一の橋に近づいてきました。
右手にあるのが仙台の伊達家の墓所。このように鳥居が建てられている墓所も多かったです。
もちろん、現代の企業墓や、一般の方のお墓もあります。高野山の奥の院に墓所を持つなんて、本当に羨ましいなと思いました。
しかし敷地が広大なので、どのへんのどこに自分のお家の墓所があるのか、迷っちゃいそうだな。
一の橋が見えてきました。ここまで30分くらい。
橋を渡って振り返ったところ。
正式には、ここからが奥の院の入り口です。
中の橋駐車場は、この参道の途中にあるのです。
大通りを西へ。
苅萱堂。
朝、道路を走ってきた時に目に入ってきた沢山の千本鳥居。いざ!
清高稲荷大明神。
民家の脇を抜けるように続く鳥居の下を抜けて行きます。
朝の光が差し込む境内に、綺麗な朱塗りの割拝殿が現れました。
割拝殿の奥に本殿があります。
提灯に描かれた白狐さんの絵柄が素敵でした。
大きな杉がまるで楼門のようです。
境内そのものはこじんまりとしていますが、この日は日の光が差し込んで、まるで陽だまりのような空間でした。
癒されるような心地のよい空間のお社でした!