雨天で真っ白な河口湖沿いを走行。

走りながらフッと琵琶湖を思い出す。
琵琶湖も雨の日はこんな感じだったかな?
いや、ここまで白くはなかったな。
やっぱり富士山麓なので、霧が発生しやすいのかも。
等々、徒然なるままに考えている内に到着。

山梨県南都留郡富士河口湖町、冨士御室浅間神社。
別名、小室浅間明神。
河口浅間神社よりも市街地に近いということもあり、駐車場に停められている車の数は多め。しかし混んでいる感じではない。
河口湖にほぼ隣接する位置に鎮座されている。

鳥居の扁額には「御室大社」の文字。
境内の位置関係を把握しておらず、示されていたこちらの「経路」を通らず…

「どっち? こっちでいいのか?」と、結果、表参道を通らないショートカットな感じで社殿前に到着。

馬の像が奉納されていたり。

ん?神牛さんがいる。

あれ?ここって天神さん系?境内社なの?
と、この時、私は鎮座の経緯をわかっていなくてですね。
「?」と思いつつお宮に参拝。

拝所には天狗さんのお面もあり。天神さんという雰囲気もしない。
えーと、浅間神社で合ってる…よね??
という状態で参道に戻ると、左手奥に立派な楼門あり。
とりあえず、こちらに行くと事情が分かるだろう。

歩を進めると、右手に表参道。
最初の「経路」の方を進むと、ぐるっと回って表参道からお参りする形になる模様。


百福の龍宝珠。

上昇、隆盛を意味する龍で宝珠を象ることで、国家や地域の繁栄を祈願。
実際に百匹の龍が彫りこまれているのではなく、数が多いことを示す百という表現なのだとか。

楼門から中に入りました。

前方に立派な社殿が鎮座しています。


冨士御室浅間神社は元々、富士山吉田口登山道の二合目に鎮座。
現在も奥宮が鎮座しています。
先ほどお参りしたのは、奥宮に元々建てられていた社殿。
本宮とされています。
創建は文武天皇3年(699年)。富士山中では最も古いお社ということで、永久保存すべく、山中にある現在の奥宮からこちらのお宮の隣接地に社殿が移築された。
じゃあ今、目の前にある社殿は何?というところですが。

ここは里宮にあたる。
主祭神は木花咲耶姫命。
富士山山中に最初に勧請された神社とされています。
氏子さんの祭祀の利便のため、当時の奥宮から河口湖の南岸に創建されました。
年間を通して祭事が行われています。
…という経緯のようです。
本宮社殿の背後には、車道と道路を挟んで河口湖があります。

狛犬さんたち。


境内には歴史資料館もあり。

武田信玄公祈願所。

2合目の奥宮にも行ってみたいなと思いつつ、境内を後にしました。

本日の行脚はこれくらいかな。
というわけで「旅の駅 kawaguchiko base」へ。
なんていうか、オシャレ!!な道の駅。
地産マルシェやレストランなど。


お店の中に足を踏み入れると「わ!」と心躍ります。

私は食事時間も込みで2時間くらいいました。
平日でしたがすごい人気で、マルシェコーナーは沢山のお客さんで大賑わい。
お店オリジナルのスイーツやグルメもあり、一息しつつも楽しい時間を過ごせました。
テラスキッチンで遅めのランチ。
食券を買って出来上がったら番号で呼ばれる道の駅スタイル。
お昼は奮発!
富士の介サーモンと季節野菜のガーデンドリア。

平べったい大きなお皿で登場。思っていた以上に量多め。サーモンも野菜も惜しみなくゴロゴロ入っています。
実のところ朝の吉田うどんをまだ消化しきっていなかったので、「いけるか?全部」と躊躇しましたが、とても美味しかったので完食しました。

買うか迷った「切さんしょう」。山椒風味の柔らかいお餅。今回は見送り。

夕刻、河口湖町の登り坂ホテルへ。

本館の部屋に宿泊。

ホテルのテレビのチャンネルをチェック。
近辺エリアのライブカメラをランダムに映すチャンネルがありました。

まだ全くお腹はすいていない。
しかしあまり遅い時間に外に出たくない。
というわけで18時頃、ホテルから徒歩5分くらいにある商業施設へ。
外に出るとすでに暗く、ホテルの外観がライトアップのように浮かび上がっていました。

歩道橋から。
焼肉屋さんが交差点にあって「いいなー」 と羨ましく眺めつつ通行。

ちなみに、私が渡った歩道橋もライブカメラで映されている様子。途中で立ち止まって焼肉屋を眺めているのがバレる(笑)。
地元のスーパーとか商業施設の食料品コーナーとか楽しい。ほうとうや吉田うどんの麺が沢山並んでいて、ご当地感アップ。
忍野八海の豆腐。今日帰る日だったら買えたのにな。

20時頃、部屋で夕食。

揚げ出し豆腐(さっき商業施設で購入)。
ちくわパン(道の駅富士吉田で購入。 ちくわの穴にポテサラが詰まってるパン)。
みかん大福(旅の駅で購入)。
この適当さ。親が見たら泣くぞと思いつつ、美味しくいただきました。
