晴天。
朝、おそるおそる新設部署へと出勤すると、ちゃんと自分の机が入っていた。ホッ！これでいろいろ設定できる。
大人数なので、電源の確保にひと苦労。さらに、私の足元にコンセントやライン類が集積しており、私が「イーーーッ」となって足をばたつかせたりしたらば、コンセントにあたってブチッとはずれて、付近のみなさんのPCがブチッとOFFになってしまうという危険性を孕んだ足元である。おしとやかに過ごさねばならぬ。
いろんなこと、その他もろもろあり、実務的な歯車が回りだすのは、来月に入ってからになりそうだ。
仕事終わり、いつもの憩いスポットで、同僚（正確には元同僚だが）と合流した途端に、ベンチ椅子に倒れこむ私。同じように椅子に崩れ落ちる同僚。
どこもかしこも、出る方も残る方も、しばらくは落ち着かない。
私は、このような大がかりな引っ越しは初めてなので、いい勉強になりました。
中庭に出て、測量計のようなものを出しているおじさんの作業を、ビタミンドリンクを飲みながら、眺めた。測量計ではなく、空中から地上を撮影する写真のような装置らしい。
「ひょっとしたら、いま、さりげなく写ってるかもしれへんな」「そやな。やっとこか」と、なんとなく、夜空に向かってピースサインをした。
帰宅し、お次は、現在絶賛お稽古中の、今度の祭での曲について、弦方のリーダーと電話で話し合う。弦方は2名、つまりリーダーと私である。リーダーは超多忙で、恐ろしいことに、まだ我らは一度も新曲を合わせられていないのだ。新曲は弦がメインとなるものなので、「いかに息を合わせてガツンとやるか」で、明暗が分かれる。
うんうん。ま、何かやれることがあるっていうのは、いいもんだべ。
