日曜日の午前中、宅配便が届きました。
呼び鈴が鳴ると、主人が「きたっ」と勇んで対応に出て、何かの段ボールを抱えて戻って来ました。
段ボールには、とうもろこしキャラの絵と、青森県の文字。
「……嶽きみやん！」
思わず声に出ました。
嶽(だけ)きみ。
数年前の8月、青森県に旅行に行った際、岩木山の山麓で旬真っ盛りだった嶽きみ。メロンよりも糖度が高いとされる、岩木山独自の気候が産んだ甘いとうもろこし。
シーズン中ということで、山麓に沢山ある農園や販売テントには、近隣の方々が車でやってきて購入していました。中には大量に買っている方も。
これは食べてみたいなぁと思い、農園の販売所で焼きとうもろこしを買って食べたところ、これがまぁ美味しいのなんの。
私が青森県民だったら、間違いなくシーズン中は買いに来るなと納得でした。
いつのまにか主人がネットで取り寄せたらしく、突然の大量の嶽きみの登場にテンション急上昇。
早速、お昼ご飯に頂きました。
剥いたところ。
ツヤツヤでプリプリ。
生のままでも食べてOKとのこと。
大きめの鍋…よし、実家から持ってきた鍋料理の時に使う大型雪平鍋(たぶん業務用)の出番だ。
沸騰してから5分くらい茹でます。
上げる直前に塩少々。
茹で上がり。生よりも黄色が濃くなりました。
冷食のアメリカンドッグをレンチンして、茹で嶽きみとともに、夏祭りに寄せたお昼ご飯。
粒がてっぺんまでぎっしり。
まずは何もつけずにそのまま。噛んだ瞬間にジュワッと広がる嶽きみの甘み。
新鮮なので、口にカサカサしたものが残らない。とても身ばなれが良いので、非常に食べやすい！
このままでも充分美味しいですが、醤油を少したらす。塩味が加わってこちらも味わい深い。
無言で一気に頂きました。
冷蔵庫保存で2日間くらいは甘みをキープ出来るそうです。日にちがたつと減少してくる。
皮を少し残した状態で2、3分茹でて、1本ずつラップにくるんで冷凍保存も出来るとのこと。
鮮度が良いうちに、冷凍保存しとこうと思います。
嶽きみ、おいしい…。
また青森行きたいです(^^)
