午前中、雪がチラチラ降る。寒い。
午後からはお天気回復。
仕事終わり、お稽古の為、祇園へ。
四条通りから先斗町への入り口を通り過ぎ、
「東華菜館」の華麗な玄関。いつ見てもいいが、夜はライトによる陰影がため息もの。
「レストラン菊水」を臨む。
寒い！
祇園商店街を歩き抜けていく。
真冬であるが、観光客の姿も多い。もう少しして桜が咲いたら、京都観光のオンシーズンだ。
今日の演奏団のお稽古には、まだ小学生ほどの男の子が参加していた。
私はもちろん初対面。
稽古場に入る前に、別室で三味線を組み立てていると、突然襖が開き「こんばんは！それ三味線？」と小さな男の子が現れた。一瞬、座敷童子かとびっくりした。
私の三味線が珍しいようで、組み立てを興味深く眺めている。「すっごい！すっごい！かっこいい！」を連発するので、気を良くした私は（笑）、「そぉ？ちょっと持ってみる？」と組み立てた三味線に触ってもらった。
男の子は喜び、踊り始めた。「それ何？」「恋ダンスだよ、知らない？」
男の子は、その後もお迎え時間が来るまで、私の横に張り付き、三味線を眺めていた。
芸事って…これくらいの年齢から始めるのがいいよね。何がきっかけになるかわからないし。
と、今後も機会あらば、弾いてみてもらってもいいな、と思った。
3時間のお稽古を終え、帰宅する頃には、私の下肢はへろへろである。体力不足…。
