早朝、長岡京市を車で発ち、約1時間半後、奈良県の西南部、葛城山の麓にある高鴨神社に到着。
神社に近づくにつれ、右手に葛城山、そして左手には、雲海と日の出が見えて来ました。
思わず「うわー!すっごーい!」と車の中で歓声を上げてしまいました。界隈は落ち着いた山里の雰囲気。初めて来ましたが、けっこう標高の高い所なんですね。
高鴨神社の正面鳥居。
境内図。広い境内に沢山の摂社末社があります。
全国のカモ(鴨、賀茂、加茂)神社の総本社だそうです。
鳥居をくぐったすぐ左手に、祓戸神社。
ここでお祓いしてもらってからお参り。
参道。
朝の誰もいない境内に、手水舎の水音が響いていました。
拝殿が見えてきました。
参道を挟んだ立派な御神木が、お出迎えしてくれます。ちなみに、拝殿エリアは撮影禁止です。
清々しい雰囲気の拝殿の奥には、室町時代に再建されたご本殿がありました。
この辺りは、古代の鴨氏一族発祥の地で、その氏神様としてお祀りされたそうです。
石段の上から、参道を見下ろすと、こんな感じ。
振り返ると、犬の散歩中の地元の方が、正面鳥居の向こうから、御本殿に向かって深く一礼されていました。地域の方々からの崇敬の深さを感じます。
東宮。
西宮。
池沿いにある西宮の摂社末社。
朝の森の中、鳥の声があちこちから聞こえます。
神社のHPによると、高鴨神社の神域は、鉱脈の上にあるそうで、独特の「気」が出ているらしいです。夏場は涼しく感じられるそうですよ。
鉱脈、と聞くと、つい「天空の城ラピュタ」の飛行石の鉱脈を思い出してしまう。
鴨氏一族や鉱脈、なんだか古代ロマンをかき立てられますね。
正面鳥居脇の狛犬さん。
山の中にある静かなお宮で、とっても清々しい気分になりました。
次の目的地へ向かう途中、日はだいぶ昇りましたが、まだ美しい雲海を見る事が出来ました!