本日はお休み。
お天気も良さそうなので、お出かけしました。
ウン十年京都で暮らしていますが、考えてみたら一度も行った事がない、京都の観光名所としても周知度の高い金閣寺こと鹿苑寺へ。
駐車場に到着。広くて綺麗に整備されていました。
停める前に、警備員さんから「修理中で見る事が出来ないのですが」と聞かれました。ここといえばアレ、なのですが、ここまで来たのでとりあえず中に入る事にしました。
紅葉が美しい総門への参道。
人は多くはなく、まばらでした。
総門に到着。
総門の向こうには、右手に庫裏、正面に受付があります。
総門入ってすぐ左手にある、こちらの木がとても立派。
受付で入場料を支払うと、自動的にお札を渡されます。更に通路を進み係員さんにお札を見せると、パンフレットと雪の金閣のポストカードをくれました。
唐門をくぐると、広大な庭園が広がります。工事中のせいか人が少なく、静かでいい感じです。足元の砂利にはどんぐりがたくさん。
工事中の金閣。本来なら、右側のパネルのような景色となります。
お釈迦様の舎利(お骨)を祀っているとのこと。
知りませんでした。そうだったのか。いや、たぶん聞いたり読んだりしていたと思いますが、あまり興味がなかったので頭に残ってないんですね。
この地は、鎌倉時代に西園寺公経の別荘「北山第」がありましたが、足利三代将軍義満公が気に入って譲り受け、山荘を作りました。
義満公没後、夢窓国師を開山とし、鹿苑寺となったのだそうです。
鏡湖池にうつる金閣(工事中)。
西の衣笠山を借景とした室町時代の池泉回遊式庭園。
金閣。かろうじてチラッと見えました。
「よーし。いい感じの庭園だし、舎利殿は金箔貼っちゃお☆」と思いつきそれを実行するのがスゴイなと思いました。
散り紅葉。
庭園を進みます。
見事な赤。
お守り売場。屋根が茅葺。
「この素敵な小道が私の自宅の庭だったら…」という想像をしたものの、すぐに管理とか大変だなという現実的方向に傾いてしまう。
銀河泉。義満公、御茶の水。
巖下水。義満公、お手洗いの水。
私も自宅のキッチンの蛇口を「yukix御茶の水」とし、洗面所を「yukix手洗いの水」としようかな…。
龍門の瀧。鯉魚石。登龍門ですね。
踊るような、燃えるような。
それにしても、庭園内は綺麗に掃除されています。この時期は落葉もあるし、大変でしょうね。
安民沢という池の中に写真の五輪塔があり、白蛇と塚といいます。芸能にご利益ありとか。西園寺家の鎮守。
ここからしばらく歩くと、出口となります。
すぐの所に、石不動尊。空海上人御手彫と言われているそうです。金閣寺の中では最も古い建物。
直線が美しい土壁の道を行くと、駐車場の方へ戻って行きます。
お寺ではありますが、どちらかというと庭園メインの義満公ワールドというか、義満公の箱庭というか、やんごとなき方の別荘にお邪魔している感じでした。
さて、この後は東へ。
もちろん、金閣とくれば銀閣へ行きますとも。
続きます!