最後の目的地、高天彦神社。
高鴨神社からは車で10分ほど。金剛山の東の中腹、静かな集落の中にお鎮まりになっている神社です。
昨年、初めて訪れた神社ですが、個人的に「ここ!ここ!」と大興奮しました。
失礼ながら、広くて大きな神社では決してありません。が、自分的にはぴったり来るというか。大好きなんです。
前回、帰宅してから「あ〜なんで高天彦神社のお札を頂かなかったんやろう。次は絶対!」と心に決めていました。高天彦神社は無人社なので、お札やお守りは高鴨神社で販売されています。今回は先にお札を頂いて来ました。
駐車場から神社へ向かう途中、大きな木々の間の道を歩きます。昔は辺り一帯が木々に囲まれていたんだろうなと思います。
この木々の間から鳥居が見えてくると、「わぁ、早く行きたい」とボルテージ上昇。
神社の前にある道路は、金剛山へと続く登山口。
今回は数人の登山グループが、休憩がてらお参りされていました。
元々は当地の地主神の「高天彦」を祀ったものと推測されています。
手前の祠は三十八社。
古代、葛城王朝を築いたとされる葛城氏の歴代の王が祀られているそうです。古代の王様のお社と聞くと、ますます古代ロマンが溢れますね。
境内には境内社の祠がいくつもあります。
手前には休憩所もあり、ここで金剛山登山へ向かう方たちが一息入れていました。
りりしい狛犬さん。
さて、存分にうろうろしている内に新たな参拝者さんたちが来られたので、挨拶を交わし、神社を後にしました。
駐車場の無人野菜販売コーナーで大根を1本買いました。
そして帰りの車の中で座席から落として真っ二つに割ってしまったのですが、まぁいいわ後で二つに切るつもりだったから。
高天彦神社から市街地方面へと抜けていく道。山が広がっており、高い場所にあることが分かります。
そして高速道路に乗る前に、目に入った「道の駅かつらぎ」に寄り道。ここがなかなか充実したところでして、1時間くらいうろうろしました。
正午前ですが、フードコートで見かけた手作り焼きプリンが食べたくて…。美味しかった!
物産販売コーナーはスーパーのような広さで、見やすく配列されており、次から次へと人が入って来て、かなり大人気。
地元の名産品、お肉、野菜、お花、お菓子、etc…目移りしてしょうがない。あれもいいこれもいい!とカゴを抱えて移動し、色々買いました。
地元のお寿司屋さんの柿の葉寿司。手作りのくるみ大福。くるみ大福は塩味があって、餡と絶妙のコンビネーションでした。
やたら美味しそうだった食パン。黒糖風味の皮に抹茶餡のらほつ饅頭。優しい甘さの埴輪まんじゅう。
たっぷりサイズの焼き豚。
他にも気になるものは盛りだくさんでしたが、キリがないですからね。「道の駅かつらぎ」、また行きたいです。
久しぶりに奈良の神社を巡り、色々と目的を果たす事が出来ました。楽しかったです!