御所市、葛城坐一言主神社へ。
こちらは約5年ぶりでしょうか。
以前来たとき、神社へ向かう道で、細い箇所があり、 車内でドキドキしたことをよく覚えています。
今回はあまりそこを通りたくないなー。
軽自動車だから行けないことはないんだけども、出来ればこっちの、この道にしたいなー。とGoogle mapとにらめっこしつつ、まぁでも車のナビに従うか…と細い道の方に向かいました。
その手前で私は曲がる道を間違え(私は方向音痴のためナビ搭載であってもしょっちゅう道を間違えるのです(^^;))、あれよあれよと言ってるうちに、細くない道を通って駐車場に着く事が出来ました。
あー、この道がこうなってるのねハイ!と独り言を言いながら喜びました。怪我の功名。
駐車場から神社へと通じる参道。
右手に農家さんの無人販売所。
前もあったな。今回は和歌山みかんを買いました。自宅で食べたところ、甘くて美味しかったです。
御所市、葛城坐一言主神社。
御祭神は葛城之一言主大神、幼武尊。
「吾(あ)は悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、 言離(ことさか)の神、葛城の一言主の大神なり」
一言の願いごとであればお聴き下さるとのことで有名。
前回の参拝の際も書いたと思いますが、
「一言ってどれくらい?単語?十文字以内とか?」 と今回もちょっと考えたりしました(笑)
祓社と手水。
木漏れ日がさす石段。
久しぶりの参拝にワクワクしながら上がります。
石段の上から。
この時に、またブゥン…という羽音。
ここにも活動期の蜂がけっこう飛び交っていました。こわごわ進みます。
石段を登ると最初に目に飛び込んでくる樹齢650年のムクロジ。
そして拝殿。奥に本殿があります。
境内はとても明るく、輝くようでした。
社伝では、現鎮座地は一言主神が顕現した地。
雄略天皇(幼武尊)が葛城山に狩をされた時、 一言主大神は天皇と同じ姿で葛城山に顕現。
雄略天皇はそれが大神であることを知り、大御刀・弓矢・ 衣服などを奉献したと伝えられています。
樹齢1200年の乳銀杏。
至福の像。
境内社エリア。お稲荷様の千本鳥居が美しい。
拝殿前にて。ザクロかな?
境内は小高い丘にあり、田園風景を眺める事が出来ます。このとき赤トンボが周りを飛んでいて、写真にも映り込みました。左手の方にいます。
境内をあとにし、通路を降りて行きます。
亀石。小さなお滝もありました。
こちらにも解説版がありました。
葛城古道にちなんだ取り組みかな。
木立の参道を戻っていきます。
参道沿いの蜘蛛塚。
古代、ときの帝に従わなかった有力な豪族に因む色々な伝説があります。
高天彦神社の近くにも蜘蛛窟があります。
古代、恭順しなかった士族が成敗されたり妖怪扱いされていたものかと。
近所のおじいさんが農作業をしていたり、小さな子を連れたお父さんがお散歩していたり、今はとても長閑で穏やかな風景となっています。