朝、区民運動会へ、志納へ行った帰りに、田園の秋を、しみじみと感じる。
揺れるコスモス。
整然とした畝と、整然と植えられた苗。
Fit'sのスライム味、中を開けてみたら、こんなんなってた。
午後より、お出かけ。
まず、八幡市にある「流れ橋」を見る。
木津川にかかる日本最長級の木造橋。梅雨や台風がもたらす豪雨のために、水位が上がると、橋板や橋桁が流れ出すという、独特の構造。
昔から、時代劇などのロケに、しばしば使用されている。
アイフォンで地図を検索しながらナビをするものの、「あれー。流れ橋が出てこないわ」と、私はぼやいていたが、正式名は「上津屋(こうづや)橋」である。間もなくそれに気付き、ホッとしました。
やわた流れ橋交流プラザに駐車し、木津川堤の方へ歩く。
プラザに「2012年9月30日の台風により、流れ橋、流出中」と書かれた看板があった。
すすきとねこじゃらしが風になびく堤を上がり…
どーん。
うわーー。
こりゃー、えらいことになってますね。
ちなみに、これがこの流れ橋の流れ橋たる由縁の姿ではあるのだが、目の前にすると、なんていうか、自然の猛威を感じますね。
この橋は、普段は、橋板がかかって、向こうまで、人や自転車が通行出来る。
その橋板は、ワイヤーロープで繋がれ、水位が上がった際には、橋桁から筏が流れているように見えるらしい。今は水位が下がり、台風によって運ばれた水草や木材などがからまり、ちょっと廃墟然とした風景を展開しているのだ。
所々、水を残しつつも、砂地が露出した地面は、近所の子どもたちの格好の遊び場。ピクニック中のグループもいました。
撮りようによっては、映画のワンシーンのようになるので、面白い。
滅多に見れないものを、拝見出来ました。
流れ出た橋板は、修繕され、また橋桁にのっけられて、人々が通行する橋となる。何ヶ月くらいかかるのだろう。橋桁までもっていかれないように、洪水の損害を、いかにして少なくするか、戦後間もない頃の当時の技術者が絞り出した知恵ですね。
靴の中を砂でじゃりじゃりにした状態で、宇治の「もなこの湯」へ。
昭和レトロ系にリニューアルしたスーパー銭湯。
懐かしのホーロー看板や、木の看板が、色んな所に。
これ、昔、改築前の我が家にもあった。どこに消えちゃったのだろう。
浴槽の中に、「人間洗濯機2号」というものがあった。
ぐるぐると、鳴門の渦潮の如く、渦を巻いている円形の浴槽である。
しばらく様子を見たが、誰も入る気配がないので、おそるおそる、一人、浴槽に入ってみた。
な、流れ…こりゃ、私が流れ橋だ。
こころなしか、微妙にくるくる流される私を、他の浴槽に入っているご婦人方が、皆、半笑いで見守っている。
これは、流れに逆らわず、ぐるぐる回った方がいのか、それとも、流されぬように耐えて、筋力を強くするべきなのか、正しい入浴法は、どうなのか。
30秒ほど渦体験をして、よいしょぉ(上がる時も流れに逆らうので、筋力を使う)と脱出。
面白かった。
2号てことは、1号があるってことですね。
サウナの中で、そろそろ出ようかなと思っているタイミングで、「笑点」が始まったので、なかなか出れなくなった。限界まで頑張りながら、見知らぬご婦人方と木久蔵師匠のネタに「あははは」と笑いつつ、辛抱たまらず、脱出。
そして、ひとっ風呂あびたのち、八幡市にあるヴァイキングのお店へ。
焼き肉、しゃぶしゃぶ、うどん、ラーメン、カレー、寿司、サラダ、アラカルト、スイーツなどが、食べ放題。別料金でかに食べ放題もある。
土日は90分、大人1980円。ドリンクバーは、別途300円。
超人気店で、20組待ち、約70分後の案内予定。
土日なので、余計に混み合っているのだろう。いつもならば、もういいや、となるのだが、せっかくここまで来たので、チャレンジ。
約70分後、やっとのことで、番号が呼ばれた時の嬉しさは、ひとしお。
いただきまーす。
焼き肉のお肉の種類も豊富で、他にも沢山のメニューがあって、目移りしてしまう。
ヴァイキングにしては、充分に美味しいお肉でした。
ラーメンを作る。
麺を茹でて、丼鉢に好みのタレを入れ、鶏スープを注ぎ、麺を入れ、葱やシナチクをトッピングする。
私は、和歌山ラーメンにしました。うん。確かに和歌山ラーメンの風味。薄めだけど、焼き肉食べたあとなので、これくらいがいいのかも。
最後のフルーツ、スイーツ、カプチーノまで、がっつり、飲んだり食べたり、70分待った甲斐のある、楽しく値打ちのあるヴァイキングでした!