yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

温泉妄想日記

寒くなってきた。

こないだ、久しぶりに、前田珈琲の龍之介を飲んだ。

美味し。


電車の中で、隣にいた大学生らしき2人組の会話が、耳に入ってきた。
彼らは2人ともスーツを着ていたが、何かの学会に参加したどこかの学生だった。
「気ぃ使い」な雰囲気の人の良さそうな先輩男子が、どちらかというとクールで憮然とした感じの後輩男子に、イロイロと話しかけていた。
専門的な話になった際に、先輩男子が「○○が××な時に、○○は☆☆に見える反応を起こすらしいんだよね」と、諭すように語った次の瞬間、クールな後輩男子は、口を開いた。
「え?それは多分、○○ではなく、□□の話だと思います。先輩が仰っている○○の話は、途中経過であって、同様に◆◆の場合は☆☆になりますということ、確か、今日の学会の発表にもあったような気がしますが・・・云々」

電車の中は静かだったので、彼らの会話は丸聞こえで、周囲の人、皆、この先輩男子のバツが悪そうな「え?ほんと?おかしいなぁ…ははは…おれ、ちょっと本で調べてみるわ。はは…」という返事を、息を呑んで聞いていた。
なんていうか、共感というか、「まぁ、ちょっとおしるこでも飲まない?」と缶入りしるこドリンクをさしいれしたくなった。


お風呂が気持ちいい季節である。
こないだも日帰り温泉に行っていたが、今日も仕事帰りにスーパー銭湯やまとの湯」に寄ってしまった。
温泉であったまり、サウナへ。


サウナから出たら、汗を流したあと、水風呂に入るのもヨロシイのだが、今日は入らず、そのまま、露天コーナーのねころびゾーンで、寝ころぶ。

これくらいの、外気が冷え始めている時期が、サウナ上がりには、ちょうどいい。


その間、
「もし、私がものすごいお金持ちで、家のお風呂を好きなように設計し、作っていいと言われたら、どうするか」という事を、考えた。

内装は…そうだな。私がこの世で最も愛する温泉、京都北部にある「よしのの里」のようなデザインで、全体的に、ウッディな癒しの雰囲気にする。
高い天井からは日の光が差し込み、モザイクタイルの大きなお風呂には、お肌つるつるの温泉を、こんこんと流す。
ジェット噴射のついた寝湯で身体をほぐし、背面を湯が流れ落ちる座り湯で、ほっこりあったまる。
サウナも完備。スチーム塩サウナとロッキーサウナの二種類。水風呂。ついでに火照った身体を冷やす冷凍サウナも設置する。
洗い場の桶は、無論、黄色いケロリンがいい。

屋外には、円形の露天ジャクジー。周りには、季節の植物を植えて、小さな小川を造成し、せせらぎを演出。信楽焼の大きな壺湯も設置する。
勿論、寝ころび用のベッドも置く。

いや。自分だけが入るのは、なんだかもったいない。
そうだ。入浴料500円を貰って、外来入浴可能にしよう。
そうなったら、お風呂場の一角に、ジュースバーコーナーを作りたい。そこで、絞りたてのフルーツジュースを振る舞う。あ、珈琲牛乳も。ただし全員すっぽんぽんであるが。(大阪のスパワールドにこういうコーナーがあったな)
しかし、そこはあくまで私のプライベートお風呂であるからして、露天コーナーの片隅に、私専用、もしくは私と親しい友人知人専用の庵を結び、そこでごろごろしたりする。


嗚呼、お家のお風呂がこんなんだったら、私、もう、毎日2時間くらい、入ってしまう!


と言うようなことを妄想し、束の間、豊かな気持ちになった。
いや、毎日掃除するのが大変でしょ、と現実に心の中で呟く。
しかし、日帰り温泉に行く度に、同じような事を、思ってしまうのであった。


「Lisn」のお香。Since。ハーブガーデンの香り。


お布団に毛布を導入。