yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

よいしょ、よいしょ

雨。

従姉の子、ネコ太の協力を得て、ホームステイに来る留学生用のベッドや机などを、大移動。
我が家の二階にあるそれを、階段を使って下ろし、別棟にある二階の部屋へと、階段を使って運び上げる。そういう作業である。

一昨日、母は私に「そんなに重たいもんとちゃうし、アンタとお母さんでいけるやろ」と豪語していたが、「重いから無理」と一蹴した。「いけるって!」「絶対無理!あの階段、あがれるわけないやろ」と問答のようになった。

結局、母はネコ太に応援を依頼し、私とネコ太で担ぎ上げることになった。

まず、我が家の二階から、ベッドを下ろす。
ベッドは真ん中で折れる折りたたみ式だ。重さは大した事ないが、すごくかさばる。
これを持って、我が家の狭い螺旋風の階段を下りる。
大仕事だ。
一旦、外に出て、正面玄関から別棟に入る。外はざんざか雨が降っている。私もネコ太も濡れながら、ベッドを階段の下まで運び込み、今度は、細い階段を使って、運び上げる。

うう…。
必至で担ぎ上げる為に握ったパイプ部分に、例の私の手のひらのガングリオンが当たって、なんかイタイ!(泣)

なんとか担ぎ上げ、ホッ。
机は、ネコ太が一人でひょいひょい担いだ。
こないだまで、「おもちゃ買ってくんなきゃ、やだぁぁぁ」とギャン泣きしていた子どもだったのに、いつの間に、大人になってしまったのか。
背は既に私を越し「俺、今度、入学式用のスーツ買わにゃ」などと呟いているのであった。

細々としたものを運び上げ、次は、家の居間に敷いていた絨毯を、家の屋根裏へと、しまい込まねばならないのであった。
屋根裏へは、階段を担ぎ上げ、普段は収納している至極細いはしごを引っ張り出し、それを伝って、真っ黒な屋根裏へと上がるのだ。
ネコ太が絨毯を抱えて、はしごに上る辺りから、私もサポート。

こ、怖い!狭いし暗いし。
「こ…これは…なんか…なんかッ、詰まってるッ」
先頭を行くネコ太が苦戦している。
ごめんよ、ネコ太。サッカー青年ネコ太。サッカーやってる=スポーツマン=きっと力持ち。そういう連想で、母に呼び出されたネコ太。ごめんよ。
彼の埃まみれの奮闘により、「なんか詰まってる」状態だった絨毯は、なんとか収納を完了。

みんなでお昼ご飯。


その後、イオンへの買い物にまで、つきあわされるネコ太であった。

フードコートで、たこ焼きやミスタードーナツを頬張り、送り届ける。ありがとう、いとこ半。


夕方、私は、雨の中、ねこじゃ号に乗り込み、隣町へ。
駅前の電飾が美しい。

京都の一乗寺に、雑貨や書籍などを扱う「恵文社」という、アート系の本屋さんがある。京都の本好きの聖地みたいな所である。店内には、気の利いた雑貨が所せましと並び、書籍の陳列、配置などにも、こだわりがある。
その恵文社さんの支店が、こちらの駅前にある。


本店に負けぬ、可愛らしい外観。

ここはねー。
不思議と、落ち着くんですよね。
店内の雰囲気も良く、ほどよい位置に、カワイイ雑貨も置いてある。

絵本コーナーが広く、書籍の品揃え、棚の見せ方も、本店を踏襲しつつも、すっきりしている気がするし、駅前で客層が多様なので、雑誌や新刊本なども展開されている。
この、作りこみ過ぎていない感が、いい。
本を何冊か買うか否か迷い、結局諦め、外に出ると、電飾がいよよ浮き上がっていた。


ドトールコーヒーで、珈琲とミルフィーユ。


明日はいよいよ大晦日