春日大社ニ之鳥居。ここから一気に人が増えました。
海外の団体客が多かったです。
参拝者たちを迎えるかのような鹿さん。
鹿手水と祓戸社。
5、6年前の冬、もっと早朝の7時頃に春日大社を訪れたとき、ここで手水を使っていると、背後から「おはようございます!」と爽やかな挨拶をしてくれた人がいました。驚いて振り返ると、どこかで見たような男性。
爽やかな笑顔、ピンと伸びた背筋、小綺麗なコート姿、キラキラした雰囲気。早朝ということで、私はてっきり「…し、神職さん?」とその時は思いました。
挨拶を返し、境内を参拝中に再度顔を合わせ会釈したときに、有名人のあのひとではないか、と思いました。さだかではないですが講演活動か何かの折かなと。それにしても素晴らしい挨拶で、ただものではないオーラみたいなんをまとってはりました。
ここに来ると、それを思い出す。
さぁ、拝殿のあるエリアはすぐそこ。やっぱり広いわ春日大社。気温も高くなり、暑くなって上着を鞄へ。
ものすごい数の石灯籠の参道。
楼門が見えてきました。
出現石。
楼門の中に入ると、まず目に飛び込んでくるのが拝所。
今回は回廊内特別拝観を!
受付で初穂料をお支払いし、いざ。
ちなみに写真撮影についてですが、本殿正面からの撮影は禁止。あとは(もちろん良識の範囲で)OK。
拝殿の向こうに春日造の本殿が並んでいます。
白砂が清々しい。
この広場は、林檎の庭と呼ばれています。
立て看板の側の林檎の木には、林檎の花が咲いていました。
その奥に聳える大樹の存在感たるや。こちらはまた後ほど。
順路に従い、右手の回廊へ。
吊り灯籠がたくさん。
御蓋山山頂に、白鹿の背に乗った春日大社の神様が降臨したとされる聖地を臨む場所。
拝殿の正面へと続く灯籠。
正面に近づくにつれ、名だたる歴史の有名人の灯籠がずらり。
繊細な鹿の掘りが美しい。
拝殿正面にて参拝。
その奥に春日造の本殿が少しだけ見えました。
何回も春日大社に来ていますが、初めてこの目で本殿を拝見しました。なんか感慨深い。
さて、さっきから気になって仕方ないこちらの大樹。
本社大杉。樹齢1000年と伝わっています。
同じ株でしょうか。木の幹を優先した建物のつくり。突き抜けています。
拝殿の背後へ。
様々な境内社がお祀りされていました。
回廊の奥で、灯籠に火を灯したらどのように見えるのか、再現されたお部屋が作られていました。
撮影自由でしたが、む、難しい…。実際の空間はもっと幻想的で美しかったです。
ぐるっと一周回ってきました。
林檎の庭から臨む拝殿。絵になる。
さすが大社、境内はとても賑やかで、平日ですが沢山の人がお参りに来ていました。
平日でこれなので、土日などはもっと沢山の方が来られることでしょう。落ち着いて参拝したい場合は、やっぱり早朝が望ましいですね。