yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

冷や汗電車

仕事終わり。雨。


帰宅。今日は定休日なので、家族で晩ご飯。
豪華だ。
お箸など、適当に置いててすいません。(箸置きが行方不明)


こないだの私の仲間内の新年会の帰り道、実は、ちょっと大変だったのだ。
お座敷で、しれっとした顔でビールや日本酒を飲んでいた弟R君だが、実は、けっこう酔っていたらしい。私が知らぬ間に、色々な人から杯を頂戴していたのか。今から思えば、お水かお茶を飲ませておけば良かった。
全くそんな様子がなかったので、そのまま、電車に乗った。
土曜日の夜の電車は、けっこう混んでいて、それでいて、しーんと静まり帰っていた。
その静寂を破るように、酔っぱらいR君は、おもむろに、
「●●●●〜●●●〜●●●〜(伏せ字にて自主規制させていただきます)」と、ご飯を求める子猫のようなちょっと可愛らしい、けれど大きめの声で、連呼し出したのだ。

げっ!!
さては、酔ってる!

電車内の視線がこっちに集まり、全員が、耳を澄ましているのを感じる。
サーッと血の気が引き、慌てて声を潜めて「R君。だめですよ」と言うものの、向こうは酔っぱらいバージョンである。聞きやしない。引き続き「●●●●〜●●●〜●●●〜」を連呼するのであった。

ひぃー!

あのー。なんか、電車内で騒ぐ小さな子どもをなんとか大人しくさせようとするお父さんお母さんの気持ちって、こんな感じなのかな。

私は、ムリヤリ「R君!ホラ外をみてみ。真っ黒やけどここにスタジアムがあるんやで。・・・いやぁー。やっぱり真っ黒。何も見えへんわぁ。あはははは」と話題を転換し、苦しくその場をしのいだ。

目的の駅に着き、逃げるようにR君を引っ張って下車したのだが、家に帰るまで、「酔っぱらいR君劇場」は続いた。



ということがあった事を、本日の晩ごはんの時に、R君に言った。
「あのあと、酔ってた?」
「アー、はい。たぶん。翌日は二日酔いでした」
「電車の中で"●●●●●〜●●●〜●●●〜"て連呼してたで」
「OH!?ほんと!?やばい!!」
本人、全く、記憶ナシ。

普段はそんなことはなく、非常に珍しいことだそうです。
話を聞いていた両親、大爆笑。

「他に、僕、何か言ってましたか!?(汗)」
「うん。▽▽とか☆☆☆とか、○○の××は★★だとか」
「オー!シット!!」
恥ずかしがるR君に追い打ちにかけるように全てを話す私であった。

「べろべろだと気づかなかった私が悪かったわ。でも、私がいない時も、外で飲み過ぎて一人で帰ってくる時に、公共の場所の前では"●●●●●〜"とか、言っちゃだめだかんね。いいね?」
「ああ〜!やばい!わかりました。なんてことだ。僕、もう外では飲み過ぎないようにします」

恥ずかしさで悶え死にそうになっていたR君だが、最後に、ぽつり。
「・・・酔った状態で、"●●●●●"以外の事は、なんとなく覚えてます。しかし、"●●●●●"のことだけを覚えていないということは、僕は、心底、"●●●●●"が好き!ということでしょうか?」と。
私は、間髪入れず、
「うん。R君は、心の底から"●●●●●"が大好きなんだよ!!」と宣言した。
「アンタ、どんだけ"●●●●●"が好きやねん、って電車の中で思ったもん」「うぁぁぁ。やばい〜〜」

こんな感じで、"●●●●●"という単語が行き交う食卓でありました。