朝7時、携帯電話が鳴った。
弟R君であった。
昨晩は、いわゆる「朝までALL」と聞いていたので、帰ってくる時は、鍵を開けてねー、と伝えていた。
どうやら、「朝までALL」になるとは思わず、家の鍵を置いたまま、外に出ていたらしい。というわけで、眼鏡、ニット帽子、ちゃんちゃんこをひっかけ、玄関を開ける。
大学の用事で、朝10時には梅田集合ということで、少し休んだら、すぐに出かけなくてはならないらしい。すごいな。
というわけで、二度寝から目覚め、うにうに過ごし、久しぶりに「手打ちうどん 十兵衛」へ。
お昼の時間帯は混雑しているので、いつも時間をずらして行く。
ピリ担麺。コクのある担々だしに、もちもちの手打ちうどん。美味しい。
今日はおむすびとのセット「匠」にしてみました。天むすとたらこ。
しかし、おうどんだけでかなりお腹いっぱいになるので、すごくお腹が空いている時以外は、単品にした方がよろしいと思う。
烏丸の「Lisn」まで、お香を買い足しに行く。
マリン系が好きだ。
「F・O・B COOP」でお茶する。
抹茶のレアチーズケーキ。たっぷりかかったほろ苦い抹茶と、酸味のあるチーズの風味が、なんだか大人の味。とてもよろしい。
帰り道、道端が積雪し、時々雪が降り、手がちぎれるように寒い。
原付ねこじゃ号で、道が凍結していないか、用心しながら、走る。
明日も寒そうだ。
昨晩、同僚と食堂でごはんを食べていたわけだが、
我々が座っているテーブルの後ろに、可愛い4人の女子大生が座っていた。
彼女らは晩ご飯を食べた後、勉強していた。
皆さんとても可愛いのだが、その中に、一際目立つ女の子がいた。
同僚は、そのテーブルに背中を向けている形なので、何も気づいていなかったが、私はちょうどよく見える位置だった。
向こうから、ジャージ姿の男子が一人やってきて、勉強する彼女らのテーブルに近寄り、「あの、すいません、すいません」と、その女の子に話しかけた。
そして「これ、よかったら、●△■☆×●…（聞き取れず）」と、映画か何かのチケットを彼女に手渡し、呆然とする彼女の返事も聞かず、疾風のように去っていったのであった。
当然、周りの女の子たちはいっせいに沸き立ち、「きゃー。なに!?なに!?」と興味津々である。女の子は一瞬、周りを見回し、私と目が合った。そして、苦笑とも微笑とも見える表情を見せ「…うーん。でも、これは、むしろ、嫌がらせ…？」とチケットに目を落とした。
男子よ！
君はいったい、何のチケットを渡したのか!?
ちゃんと、チケットの裏か何かに、自分のメアドを書いただろうね!?（と、いらん心配までした）
突然、目の前で展開された甘酸っぱい青春の1シーンに、わくわくしました。
いいねぇ。恋せよ男子。
