本日から、お盆休み明けで、出勤されている方々には、重ね重ね、大変申し訳ないのだが、私は水曜日まで夏季休暇である。
くふふふふふ。
ゆっくり寝てやる。
と思っていたら、早朝5時半に従姉の電話で目覚め「（寝起きで声が出ない）…も…もすぃもす…」と第一声を発していた。
従姉の電話は、ちょっとした急用だったのだが、事なきを得たので、再び、二度寝。
近鉄電車に颯爽と乗り込み、辿り着いた奈良は、灼熱の暑さであった。
東大寺を散策し、二月堂で奈良市街の眺望を楽しみ、奈良公園の鹿を愛で、高畑をぶらぶらし、「たかばたけ茶論」のヒマラヤ杉の下でお茶しようかしら。など、前夜のクーラーのきいた我が部屋での個人的展望など、一瞬のうちに吹き飛んだ。
いやだ。こんな炎天下、ぶらぶらしたくない、と。
去年の私は、真夏の金沢を根性で歩きまわっていたが、そこはきっとアレである。自己暗示だ。暑いとか、かんけーあらへん！！と。
とにかく、昼食。ベトナム料理「コムゴン」にて、コムゴンランチ。
生春巻と揚春巻。
生春巻には、味噌たれ。揚春巻には、醤油タレ。美味しい。ビール飲みたくなる。
青いパパイヤのサラダ。えびせんに乗せて食す。
フォー。これこれ、「コムゴン」のフォー、大好物。
満腹。満足。
「遊中川」へ。
奈良発の、センスのよい雑貨店の本店。中川政七茶房もある。
鹿模様の布巾を買う。蚊帳生地100%。
あじぃー。あじぃー。と心の中でうめきながら、ならまちの「寧楽菓子司 中西与三郎」へ。
綺麗で、懐かしい雰囲気の和菓子屋さん。リニューアルされたのか、店舗の奥に、大きなおくどさんのある、明るく開放的な喫茶スぺースが出来た。前回来たときは、満席で入ること叶わずであった。
宇治みぞれ。
夏の昼下がり。太陽の光が溢れる外を歩いている日傘をさした人々の影が、お店の前を通り過ぎる。木のスプーンで宇治氷をざくざくとすくい、口に運ぶ、至福のひととき。
ちょこっと散策。鮑腸汁ってなんだろう。
駅前アーケードの中にある「Mellow cafe」へ。
アイスカフェラテ。今日は冷たいものを飲んで食べて終わりだな。
さらば平城京。奈良もやっぱり暑かった。
