yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

法要の夜

昨日は暑かったですね。

昨日より、義母の一周忌法要の為、義実家宅に、親類縁者が滞在される。
私も、勿論、ホスト側である。
夕方より買い出しに走る。例によって焼き肉サミットである。
お肉は、かねてより、お買い得のクーポンが使える時期に大量に買い込んでおいた「お肉のスーパーやまむらや」の各種お肉を、今こそ!と用意。
けっこうな大所帯。子どもは育ちざかりの男の子たち多数。
テーブルには座りきれないので、くんずほぐれず、ほぼ2部制である。
タオルを鉢巻代わりにまいて、ネコ男氏が肉奉行となり、終始、お肉や野菜を焼く。
私は水場の後片付けなどをしつつ、次々と差し出される子どもたちの「ごはん、おかわり」コールにお応えし、「ごはんよそいおばさん」と化した。
元々炊いていた3合のごはんは、開始10分でなくなり、あわてて追加で3合を炊く。その間、冷凍しておいたストックごはんをチンしまくって出す。

追加で炊けた3合も、一瞬でなくなった。あわてて5合追加で炊く。ていうか最初から一升くらい炊いておけばよかった。少年たちの食べること食べること。気持ちいい食べっぷりだ。
追加の5合が炊きあがった頃には、子供たちは満腹になり、ワーワーと別室へ移動していった。
なんとか戦場を終えたネコ男氏と私も、椅子に座って、大人たちに混ざって焼き肉タイム。ビールも飲んじゃう。知覚過敏だけど、美味しゅうございました。


翌日、皆さまはお寺へ法要へ行かれた。法要直前で正式な婚約者となった私は、今回は出席の頭数には入っていない。というわけで、昼過ぎまで、実家でゴロゴロさせていただきました。
夕刻、お手伝いで義実家にお邪魔すると、玄関は靴で埋まり、靴の上に靴がある状態で、更に人数が増えていることが判明。
義姉と相談の上、晩御飯は天ぷらに決定。大量の海老やハモを買い込み、ネコ男氏と二人がかりでネタの用意。
姿そのままのイカを、初めて買いました。さばいたことがないので、料理本を開いて「ふむふむ、まずは胴と足の部分を引き抜く…」と、自分でやってみたところ、ぬるぬるして、なかなか引き抜けない。そこで「かわろうか」とネコ男氏登場。「お願いします」ただし、引き抜く時に、ワタをつぶさないように…と言いかける前に、

ダチョウ倶楽部のネタで、熱湯の前で「押すなよ!絶対押すなよ」と上島さんが言う、あの感じでしょうか。
ワタはつぶれてしまいましたが、なんとか、事なきを得ました。
昨日の教訓を得、ご飯は大量に用意したので、安心でした。


義実家では、このように、お盆、年末年始などは、親類縁者が集まって、大宴会が催されます。去年の夏までは、逝去した義母が、一手にそれを担っていました。それはもう一日調理場に立っていらっしゃったと推察いたします。
実のところ、義母とは、一度しかお会いしたことがないのです。それも偶然で、ネコ男氏を車で迎えにいった時に、たまたま物干し台に出てこられたので、「あっ、ひょっとして」という感じで、簡単なご挨拶をしたのが、最初で最後でした。
義母は、その一か月後に、体調を崩され、彼岸へと旅立たれました。
私の存在を、とても気にかけて下さっていたと聞きました。
今回の事も、きっと、義母が、目に見えない後押しをしてくださったのだろう、と思っています。

来週末まで、子どもたちが滞在するので、しばらくの間は、「ごはんよそいおばさん」になる予定です。