yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

九州旅行記三日目〜霧島から京都へ

旅行も最終日。
朝、部屋の窓から見えたご来光。


晴れた!やったー。
霧島の高原の山々が見える。


と、数分間、目を離したらば、霧で何も見えない状態に。

このあと、またすぐに晴れた。ヨカッタヨカッタと思いつつ、朝食会場へ。
バイキング。写真を撮る事を意識し、ちょっと綺麗めに盛ってみた。


バスに乗り込み、霧島を後にし、指宿へ。
途中、旅の駅「魔猿城(まさるじょう)」に寄る。

ガイドさんが「まさる城に寄ります。まさる城で八女茶のサービスがありますよ」と案内されていて、ずっと頭の中で「まさる?」とハテナマークが飛び交っていたが、漢字を見て、より一層「なんで?」という疑問が増えたが、この際、まぁいい。
まさる城で、煎茶のかるかんや、さつまあげなどを買い、サービスの八女茶を飲み、思いのほか「まさる城」満喫。
バスは海岸沿いを走る。


指宿に到着。バスから降りた瞬間、ムッとした暑さ。


砂むし会館「砂楽」で、海岸にて砂蒸し体験。
というわけで、この最終日は、なるたけ雨は降らないで欲しかったので、この晴天、非常にバンザイ。


ここの海岸で、砂蒸し中。


手前の波打ち際の白いテント。気象条件によっては、利用出来ない時もあるそうな。


我々が体験したのは、中央奥の全天候型の屋根付き砂蒸しゾーン。


システムですが、まず、受付で専用の浴衣を借りる→脱衣所で、浴衣に着替える。下着などはすべて付けない→小さいタオルだけを持ち、外の砂蒸しコーナーへ→係員さんの指示で、砂の上に寝そべる→タオルは、この時、頭の下に敷いてくれる。スコップで砂をかけてくれる→目安は10分。長くても20分がいい。あまり長く入ると、低温やけどをしてしまう→砂蒸し入浴が終わると、会館に戻り、砂のついた浴衣を脱ぎ、身体についた砂を洗い流してから、大浴場で入浴し、終了。

というわけで、埋めてもらった。
砂の下には、約80℃ほどの温泉が流れている。上にかけられる砂の量で、熱さがかわる。3分もじっとしていると、汗がにじんでくる。じんわりと熱く気持ちいい。
頭の高さは、砂の量で好きなように調整してくれる。砂枕を、やや立て気味にしてもらうと、斜め前方の青空が見えて、とても爽快な眺め。

身動きせず埋められていると、なんだか埋められた者同士の間に、妙な親近感がわいてくる。
更には、砂をかけてくれたり、顔の汗を拭いてくれたり、話しかけてくれたり、色々な調整をしてくれる係員さんにも、信頼のようなものが生まれている様子。
吊り橋効果じゃないけど、身動きできない状態で優しくしてもらうと、ぐっと親近感が増すのかも。砂蒸し効果と名付けようかな。
私は、手だけを砂から出すと、ちょっと楽、という裏技を教えてもらい、そうしてました。
15分は入っているつもりだったが、10分でギブアップ。起き上がる時の砂ザバァァァーーッ!感は、かなり痛快。

血行が良くなった感じで、しばらくはポカポカ。自然のサウナ状態で、なんだか、身体が軽くなったような。
とてもよかった。


バスは、指宿から池田湖へ。途中の山川の景色。


開聞岳百名山の一つ。薩摩富士とも呼ばれている。今日は晴れているので、とても綺麗に見えた。


池田湖に到着。


池田湖といえば、イッシー。


イッシーいないかな。湖面に目をこらしてみた。
遠くに、開聞岳が見える。


お昼ご飯。池田湖パラダイスレストランにて。
イッシー丼。

池田湖の名物、大ウナギ(このウナギは大ウナギではないと思いますが)と、この辺の名産のオクラ、温泉玉子が乗せられたお丼。

ビールも。


池田湖の観光を終えると、あとはもう、帰途につくのみ。
鹿児島県から、高速道路で、一気に福岡県に向かう。渋滞なしの場合、だいたい休憩挟んで5時間くらいですかね。
途中、サービスエリアにて、濃い八女茶ソフト購入。「遠出の際にはソフトクリーム必須派」としてはね、ご当地ソフト、やっぱり一回は押さえておかないと。

お茶のパウダーがかかっていて、横にささってるビスケットをスプーンかわりに。確かに濃厚な味。

途中、熊本県を通過中、豪雨に見舞われつつも、道は順調に流れ、福岡県に入った。
大宰府で渋滞の心配があったが、スムーズに通過し、18時40分には、博多駅に着。
ここで、運転手さんとガイドさんとは、お別れ。
新幹線の出発時間までは、1時間ほどの自由時間。
添乗員さんの「ではいったん解散します」という声が終わるやいなや、我々は、一目散に、前夜に下調べをしたラーメン店「しんしん」へ、キャリーカートをゴロゴロゴロゴロ!!!と高速で引き、向かった。
時間があれば、駅から移動して、知人オススメのお店をはしごしようぜ!と博多にかける晩御飯の勢いは、かなり熱いものがあったのだが、1時間では無理である。
そこで、昨夜のはしごリストの中に名前があがっていた「しんしん」の支店が、駅のお食事ゾーンの中にあることを、高速のバスの中で探し出し、暗黙の内に「博多駅に着いたらマッハで行く」という段取りになっていたのである。

というわけで、「しんしん」の博多チャーシューメン。


博多ちゃんぽん。

スープは同じように見えて、違う。ちゃんぽんのスープのが、若干濃厚な風味。
評判通り、とても美味しかった。個人的には、ちゃんぽんの方が好きだな。
隣の女性が焼きラーメンを召し上がっていたのをチラ見。それも美味しそうでした。


博多駅より新幹線に乗車。後は、京都へ。
個人的には、熊本県阿蘇の草千里が、一番感動しました。
今回、幸い、屋外での観光中は、激しい雨に遭うこともなく、なんとかお天気ももち、とてもありがたかったです。
三日間の旅行は久しぶりなので、すごく疲れるんじゃないか、と思っていましたが、そんなことはなく、「あー。もう最終日か。やだなぁ」と、名残惜しかったです。
久しぶりの旅行、充電しました。

九州、今度は広域ではなく、ピンポイントで行ってみたいですね。


★おまけ★