yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

九州旅行記二日目〜阿蘇から霧島へ

朝、起床し、部屋の外を見ると、霧で真っ白。
夜中に少し雨も降ったので、心配していたが、なんとか、お天気は大丈夫そう。
というわけで、腹が減ってはなんとやら。朝食バイキング。


出発直前。ロビーにてくまモン発見。


ちなみに、アイスの自動販売機には、「しろくま」と「熊本県産すいか」があった。


バスは、道中、晴れたり曇ったり霧が出たり、雄大阿蘇の景色を眺めつつ、山を登って行く。
途中、放牧中の牛馬を見かけましたが、口蹄疫の影響で、以前よりも少ないそうな。
しばらく走って、草千里に到着。
やった!晴れた!ラッキー!


ここ数日は、お天気が良くなくて、「何を見に来たの?」状態だったらしいが、久しぶりに晴れたとのこと。
三日間、雨の予報でしたが、助かります。
バスから降りると、外気は澄み、とても涼しく、目の前には美しい光景が広がっていた。


自由に散策開始。乗馬コーナーもあり。


「草千里」という名前だけあって、木は一本もない。広大な草原。


感動しながら、歩きました。
思えば遠くにきたもんだ。


草千里を後にし、バスは熊本県から宮崎県を目指す。


そして、神話のふるさと、高千穂。


ガイドさんの案内で、皆で高千穂峡を散策。石段を下りて行く。
ここ数日の雨の影響で、渓谷の川は、水かさが増し、やや濁っている。


三つの橋が一枚に収まる場所。写真スポット。


右手に屏風岩が見える。思っていた以上に、高さがある。


力持ちで狼藉者だった鬼八が、おてだまにしていたという200tの岩。


参加者のご夫婦の奥様が「ここに東国原知事が来て、知事になれますように!ってお願いしたらしいわよ」と教えてくれた。


真名井の滝。神秘的。


思いのほか、他の参加者の方々と盛り上がったのが、この淡水魚の池。
チョウザメなどが泳いでおり、「この魚、なにかしら?」「ピラルクでしょうか」「あっチョウザメやって!」「買ったエサ分けるよ〜」「ありがとうございます」といった感じで、二日目ともなると、少人数ということもあり、慣れてきて、和気あいあいと皆でチョウザメにエサを撒く。


別の角度から、真名井の滝。晴れて水かさが減ったら、ボートで下に行くこともできる。


お昼ご飯。「千穂の家」にて。


ネコ男氏は、「これ食べてくれへん?」と他の参加者の方から、食べきれないおかずをもらっていた。


お店のエリア内には、とうもろこしが干してあった。お料理に使っているそうです。


天の岩戸開きの神話を模したお堂のようなものも。
夜神楽を見たいなぁ。


食事を終え、お土産を見て、バスに乗り込む前に、ポツポツと雨の滴が落ちてきた。
バスに乗りこんだ途端、なんと、瞬時にバケツをひっくり返したかのような豪雨に!
間一髪とはまさにこのこと。
我々はたまたまラッキーでしたが、まだ戻って来ない参加者の方が豪雨で動けなくなってしまったので、ガイドさんと添乗員さんが、傘を持って迎えに行かれた。大変だった。


神話のふるさとで癒された後、バスは豪雨の高千穂を抜け、鹿児島県の霧島へ。
雨はしばらくして、止んだ。夕方、ニニギノミコトコノハナサクヤヒメをお祀りする霧島神宮に到着。
「招霊木(おがたまのき」。


本殿に続く鳥居前の石段。


参道を抜けると、本殿。御祈祷かな?雅楽が聞こえてきた。


ガイドさんによると、これがいわゆるパワースポットとして有名なご神木。

写真では、わかりづらいのだが、とても大きな巨木。
この写真の角度では見えない裏側の位置にあるのだが、木の幹が「両手を差し出している烏帽子をかぶった人」の形状になっているそうで、皆「ああー!」と納得していたが、私は分からなかった。日頃の行いが悪いんだなこりゃ。

本殿に参拝。


日の光が差してきた。


ここにはもう二度と来れないかもしれない、鹿児島だもんな、と思いつつ、振り返って一礼。

このあと、境内の展望台から、うっすらと桜島を見ることが出来た。


どうしても気になった鹿オブジェ。


バスは、霧島神宮から、一路、鹿児島空港近くの「バレルバレー プラハ&GEN」へ。
ここは、チェコスロヴァキアと焼酎と地ビールのテーマパーク。
なんだか和洋折衷感あふれる不思議なところ。


焼酎工場の焼酎タワー。


焼酎工場見学。のち試飲及びお買い物。
送料がかなりのサービス価格だったこともあり、お土産用の焼酎や地ビール、おつまみなどを買い込みました。

 


この「チンタラリ」が、ものすごく気になるのだが、さすがに手が出ないお値段。


提携してるんだろうなーうまいことやるよなーと思う反面、
この見学や試飲などの案内をしてくれたスタッフのおじさまのプレゼンテーションスキルがすごくて、思わず「オススメ商品を買いたいと思わせる説得力、的確で分かりやすい説明、疑問にすべて明確に答える知識。そのハキハキ加減、かといって押しつけがましくない…デキる男!!」と、思わず、おじさまを絶賛。

晩御飯は、ここで黒豚を使ったしゃぶしゃぶ。
チェコな空間で、予想外の和食の登場。お肉が柔らかくて、美味。


もちろん、地ビールも。
奥の大ジョッキは黒ビール。手前はケルシュ


茶畑から見える夕焼け。近くに鹿児島空港があるので、左手上空に飛行機雲。

金曜日は、霧島温泉のあるホテルにて宿泊。
高原地帯の夜なので、露天の岩風呂出た瞬間、ひんやりと寒い。湯船の中には、大小色とりどりの薔薇が浮かんでいる。薔薇に囲まれて入浴…おおよそ私のビジュアルとはちぐはぐではありますが、とても気持ち良かったです。

土曜日は最終日。鹿児島県から、一気に博多まで戻る。