伊賀上野城目指して市街地に到着。
お城がある上野公園にある駐車場は、長蛇の列。そりゃそうだGWですしね。
というわけで、少し離れた城北駐車場に停めました。少し離れた坂の下にあります。
坂を上がり、さらに上野公園の石段を登ります。気温も高く、もう汗だく。
上野公園には沢山の人がいて、特に忍者姿の小さなお子さん連れが多かった。この日は子どもの日でもあり、伊賀上野の忍者イベントの最終日でした。
ちびっこ忍者が、これまたちっちゃい刀を背負ってちょこちょこ歩いている姿がとっても微笑ましかったです。中には小型犬が忍者犬(刀付き)変身もしててビックリ。そういうわんこ変身レンタルショップも市内にあるみたいです。
見えてきました。伊賀上野城。
藤堂高虎公によって築城されました。
石垣、すごいですなぁ。
料金を払えば中に入る事が出来ます。いざ。
入り口に藤堂高虎公。背後の中央の兜の造形、すごいですね。失礼ながら風力発電のようだ…。実際これで戦うのはどうなのだろう。
右側にいるのが、た伊賀ーくん。(たいがーくん)。
そうか、高虎公と伊賀をかけたのか…!
それを発見した人は「あ、ああ!いが、とら、いが…たいがー!いける!」って感じでめっちゃ嬉しかったのでは、と制作側の気持ちを想像しほっこりしました。
天守は復興されたものですが、武具や甲冑など、藤堂家ゆかりの品々が展示されています。
顔出し看板もあり。
忍がおるぞ!
既に疲れた足で上に登ります。
三層の天守最上階。良かった三層で…。
別の窓から。駅方面が見えます。左上に飛ぶ鳥が映り込みました。
藤堂高虎公は、伊賀忍に命じて日本各所の城の要害図を盗写させて、城の改修の参考にしたという伝承もあるのだとか。
天守を後にし、高石垣へ。
この案内板を目にしたとき、主人と「日本一・二の高さ…。一か二がどっちや?」と思わずツッコミました。
高石垣のある一帯。思ってた以上に高い。高さは30m。
この石の向こうは断崖絶壁。人がふらっと足をかけられる高さなので、ふざけてよろめいたりすると大変。
高所恐怖症気味の私はここまでが限界。
ちょっと向きを変えて。下はお堀です。
見に来た人のほぼ全員が「ヒィィ」「怖っ!」と悲鳴を上げていました。
この出っ張った石も、すぐそこが絶壁。すごいな。
風が強い日などは、際まで近づくのはお勧め出来ませんね。くれぐれも注意深く見学すべしです。
このあと、あたりを少し散策。
あずまやのような所に、10歳前後と思しき黒い忍者姿の男の子が、お母さんらしき女性といました。
向こうから50代後半に見える男性がやって来ると、男の子は突然ハッと顔を上げ、レンタルの刀を手にして張りのある声で「お父さんッ!たたかいだッ」「たたかおうッ!お父さんッ」と走り出しました。
お父さんらしき男性は「えっ、あ…」と言いつつ男の子の方へ…。
個人的に「たたかおうッ」がツボにはまって、ちびっこ忍者とお父さんファイト!と応援せずにはいられませんでした(^ ^)