yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

8月のはじまり

7月31日の正午すぎ、実父が永眠。
後で聞くと、私が医師からの電話を切り、間も無く、心拍が0になったという。

私は死に目には会えなかったが、泊まりこみの姉が病室にいたので良かった。
エンゼルケアを終え、葬儀社のお迎えを待つ。実父は、処置のおかげもあり、安らかな顔であった。姉は死を悼み泣いている。私は薄情なようだが、数日前から今後の段取りが山ほどあることに気をとられていて、ひたすらあちこちに電話やメールをかけまくっていた。

お迎えの車が来るまで、3時間ほど時間があったので、私は調整のあいま、病院の近くにある法金剛院に向かった。忌中になるので、神社のお参りは四十九日まで控えるが、寺院は忌中でもお参り出来るとのことなので、炎天下の中、しばし歩く。

こないだのお見舞いの際に、法金剛院にお参りした。その時、「父はもう長くないかもしれません。その時はどうぞお見守りください」と拝んでいたのだった。
実父が逝った事を報告し、お参りする。本堂と境内には、他に誰もいなかった。蓮の庭園に出ると、夕方近くだが、蓮の花がぽつぽつと咲いてくれていた。


今日の夜、国道沿いの中華料理店で食事後、駐車場から見えた空。向かいのパチンコ店の看板がど真ん中にあるが、とても綺麗だった。燃えるような赤い色は一瞬だった。