本日、出勤前にテレビを見ていると、阪急電車の京都線の一部区間(桂から河原町)で人身事故が発生。再開まで2時間くらいかかりそう。
JRは動いていましたが、私の住処から車以外でJRの駅まで行こうとすると、けっこう大変。
阪急電車の再開を自宅で待機していたのですが、色々と考えて、金曜日に頂く予定だったお休みを本日に変えてもらうことにしました。土曜日の朝から実父の法事があり、墓所の掃除に行く予定をしていました。
というわけで職場に連絡し、掃除セットを用意して、いざ実家エリアへ。
長岡京市の隣町。京都市の大原野という西山連峰の山裾に広がる郊外の田園地帯。
実家の墓所は昔ながらの町営共同墓地で、小塩山の山麓に広がる迷路のような竹林の中にぽつんとあります。こういう道で、向こうから車が来たら離合は困難。逆にこういう所なので滅多にないです(笑)
無人で水道もないので、自宅から大きなプラスチックボトルに水を入れて移動。
墓地には昔の土葬の名残(棺を置いた石台など)があり、以前法事で来てくれたお坊様が「おおっ珍しい！写真取っていいですか」と撮影されてました。
ちなみに周囲が山の中の竹林なので、掃除してもすぐさま降り積もってしまうのですが、とりあえず雑草を抜いたり湯呑みを洗ったり墓石を拭いたり。
よっしゃ、後は当日！と汗だくになりつつ終了。
せっかく来たので、産土の神社である大原野神社にお参りに行きました。
平日の午前中なので、人影は少なめ。虫の声が心地よく響いています。
藤原氏の氏神である奈良、春日大社から勧請。最初の分社だと伝わっています。
手水を使わせてもらいます。
大河ドラマ「光る君へ」の藤原道長公や紫式部ゆかりの神社なので、新たなお守りなどが出てますね〜。
手水の神鹿さん。
大原野神社拝殿。瑞垣の向こうに春日造の本殿が並びます。屋根の千木(ちぎ)がちょっとだけ見えますね。
狛鹿さんたち。子どもの頃からお世話になってます…と思わず言いたくなってしまう。(めっちゃ触ってたような気がする)
拝殿前から。
境内はなかなかに広い。
モミの神木跡。
大型台風21号で折れた樹齢500年のモミの木の内部をくり抜いて、座れるようになってます。
人も少ないので、中に入って座らせてもらいました。ここから拝殿を眺める。なんか不思議と落ち着く。
社務所で織ステッカー守りを頂きました。ステッカー部分が布になっていて、5色くらい展開されてます。
神使である鹿さんと四季の花々の柄がとってもエレガントでいい感じ！車の中に貼らせてもらいました。
これこれ。大河ドラマの最後に毎回流れるご当地探訪、大原野神社は今か今かと毎回待ち構えています。
紫式部(大河ドラマではまひろですね)が越前に赴いたとき、都を懐かしんで「ここにかく 日野の杉むら 埋む雪 小塩の松に 今日やまがへる」という歌を詠みました。
にしても暑い。暑すぎる。ダラダラと汗を流しながら車に乗り込みました。
行きつけ無人野菜販売のたなか農園さんに寄り道。
おお、今日は色々ある！
無人販売もPayPay対応になっているというのがスゴイですね。時代やわ。
オクラや賀茂なすを購入しました。
予定外やったけども、お墓の掃除と神社のお参りに行けて、なんだかスッキリしました。
午後からは引きこもって「バチェラー」を観てました(笑)最近ハマってしまった…。
