一年ぶりの参拝。
桜井市、大神(おおみわ)神社。
お正月準備の門松がお見事!
参道は、このように美しく掃き清められている朝のお掃除真っ最中。広い境内の木々の葉っぱを掃除するのは大変だろうなぁ。すごいです。
おかげさまでスカーッとした美しい参道が奥へと伸びています。
さすが大和国一の宮。平日の朝早くですが、そこそこの数の参拝者の姿がありました。
まずは参道横の祓戸神社にお参り。
手水舎には大神神社の巳(みい)さん。
御祭神である大物主大神は、蛇体であるという言い伝えがあります。それに因み、お社の前に生卵のお供えがされていることが多い。
古代の鳥居形態ですね。最古級の神社の歴史を感じます。
神使である白蛇が住むと言われる杉。姿を見ることができたらラッキー。
祓い串でセルフお清め。
昨年、たまたま12月15日の卯の日祭のタイミングに参拝し、祭礼に参加して拝殿の中に入る方が出来て、非常にありがたい体験をさせてもらいました。
素晴らしかったな〜。
来年の干支、辰の大絵馬。
今回のメイン目的は、毎年恒例の年末の人形(ひとがた)大祓。授与所前に和紙の人形が用意されているので、そこに名前と生年月日を書き、息を吹き込み、身体の調子の悪いところを撫でたりして、箱の中に納めます。別途心付けを入れて完了。
実家にいた頃、毎年、氏神様である大原野神社から氏子の家に大祓の人形が配られました。
これをやることでスッキリするというか、また来年がんばるぞ、という気持ちになるのでした。
こちらは大神神社の縁起物、なでうさぎ。
コロナ禍中は感染防止の観点から中止されていましたが、解禁されたようです。
鼻の穴が目につくなぁ。
というわけで、さっそくなでなで。
江戸時代の中期から大神神社に伝わり、兎像を撫でて御神助を祈願されてきました。「卯」=兎は物事を始める吉祥を指すのだとか。
幕の波兎の紋がかわいい。
山の辺の道の一部にもなっています。毎回書くけども、いつかはがっつり歩いてみたい。
磐座神社。
社殿はなく玉垣内の辺津磐座を拝するという、古代祭祀の形態を伝えています。
市杵島姫神社。
狭井(さい)神社が見えてきました。
御祭神は大物主大神の荒魂。
狭井とは百合(笹百合)の古名。
御神体山である三輪山への登拝の受付がなされています。私がいる間、4組くらいが神職さんからの説明を受けて、それぞれ登って行かれました。
いいなぁ。私も登りたい。
清浄の音。耳を近づけてみると、シトーン、ピチャーン、という水音。心が落ち着く感じ。
拝殿の奥に、病気平癒に霊験ありとされる薬井戸。
紙コップに入れて、少しいただきました。美味しいお水でした。
狭井神社の注連縄も変わってるなーと観察。
神宝神社。熊野三山の神々をお祀りしています。
熊野にもまた行きたいな。
大神神社拝殿前に戻ってきました。
最後にご挨拶し、境内を後にしました。
朝に充電で立ち寄ったなら歴史芸術文化村へ。
道の駅も開店して、地元の物産がたくさん販売されていました。
気になった、みたらし生クリームコッペパン。生クリームがちょっと苦手なので買わなかったけど、どんな味なのかな。
思わず買ってしまった地元のお寿司。古代米の寿司飯の上に柔らかい穴子。帰宅してからいただきました。美味しかったです!
大神神社で購入した宝来(ほうらい)。
お正月の注連縄として玄関先に飾りたい。