yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

月光

おおいに夏である。
連日、36℃越え。

昨日のお昼休み、天気予報の「降水確率40%」を「最高気温40℃」と見間違えて、「うわっ。先輩、いま、40℃ですよ!?」と、昆布おにぎりを握りしめた状態で、唸った。すぐに間違いだと気付いたが。
そんな感じで、コウ、日中は、暑さで、脳みそがぼんやりしがちである。

本日、15時頃、差し入れで、冷たいデラウェアをいただいた。
せっかくなので、冷たい内に頂くことにした。

各々、仕事をしつつ、右手だけは高速でデラウェアを摂取。やたら早いひとがいて、面白い。


西日を顔面に浴びつつ、原付ねこじゃ号を走らせる。
これでもかと日焼け止めを塗りたくっているが、じりじりと顔面が熱せられていくのが、わかる。
原付隊は、赤信号停止中は、少しでも影部分に入ろうと、必死であった。
大型トラックの巨体が作り出す影、樹木が作り出す影、背の高いビルが作り出す影など、とにかく影に己が入るよう、位置をゲットする。この傾向は男性よりも、やはり女性が顕著である。
赤信号中、運良くトラックの影ゲット!と思った瞬間に、トラックが、後続車に気をきかせ前方に少し動き、自分が影ゾーンからはみ出してしまった時など、いけないわyukix、そんな事思っちゃダメ!と思いつつも、こう心の中で叫んでしまう。「いま動くんじゃないわよ!」と。夏の日の自分勝手、というやつである。

こんな感じで、ささくれ立つ心を癒すかき氷。マンゴー。


市街地を抜け、日が暮れると、暑気は落ち着き、東の空に月がのぼった。


田園地帯に入ると、夕景、いよよ濃く。
青い稲穂を揺らす風と、微かな虫の声。
もう少し季節が進み、ひぐらしが鳴き始めると、夏の宵は、なつかしい何かを思い起こさせる。


月光が照らす、この世界のひとかけら。