yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

シネマ2連チャン

快晴。


京都シネマにて上映中「屋根裏部屋のマリアたち」を鑑賞。

舞台は、1962年のパリ。
長年雇っていたフランス人メイドが辞めてしまった、株式仲介人のジャン=ルイ・シュベールと妻シュザンヌの屋敷は、荒れ放題。そこで、スペイン人メイドのマリアを迎え入れる。
彼女は、シュベール家と同じアパルトマンの屋根裏部屋で、同郷出身のメイドたちと暮らしていた。
機知に富んだ美しいマリアに惹かれ、明るく陽気で、懸命に働くスペイン人メイドたちに、共感と友情を抱くジャン。そこで、様々な騒動が巻き起こるのだが・・・。
といった感じの、社会派ハートフルコメディ。
客席は、ほぼ満員。時々、ウフフという笑いが巻き起こる、実に面白い映画でした。
憂いのある60年代パリの風景と、光に溢れたスペインの風景が混ざり合い、劇中にたびたび流れるスパニッシュ音楽が、映画を盛り上げました。
騒動の内に、自由を満喫する主人公ジャンは、なんていうか、かわいげのあるおじさま、といった感じで、とても魅力的。有閑マダムであるシュザンヌも、いい人だな、ていうのが滲み出るセリフまわしで、マリアをはじめとする情熱的なスペイン人メイドさんたちはもちろん、こまっしゃくれたジャンの2人の息子も、出てくる人全員が、憎めない、愛すべき何かを持っていた。
スペイン人メイド、マリアを演じたナタリアの美しさは、ハッとさせられるものがあった。
昨夜の「ムカデ人間2」は、万人にオススメとは言い難いのですが(笑)、これは、おおっぴらにオススメできる作品です。


夜になった。


進々堂」にて。京都水族館とのコラボ?いちご味のアイシングがかかったイルカスコーン。


スペイン行ってみたい。