晴天。
また暑くなってきた。
お昼休み、学生食堂へ。
白ごはん、夏のさっぱり豚汁、海藻（名前忘れた）の青紫蘇風味、豚しゃぶ。
明日の異動に先立ち、個人的にお菓子を頂いた。ありがたし。一緒に異動される先輩と相談し、明日はどの部局も引っ越しでバタバタするので、我々は、週明けにお菓子を用意してこようという算段となった。
仕事終わりも、学生食堂へ。私はこれからお稽古に行くので、腹ごしらえである。
唐揚げ冷麺、ことのほか美味しゅうございました。
祇園白川。橋のたもと。
花街に咲く紫陽花。
「かにかくに」碑前。
ああー、わたくしも、こういうお店で、しっぽり過ごしてみたいものです。
宵の辰巳大明神。
白川橋。
わがものと、思えばかろき、わが楽器ケース。ずっと片手で持っていると、腕がぷるぷるする。
石畳を抜けてゆく。
明日の異動の事や、お稽古での新曲の事で、けっこう必死な顔。
お稽古後、笛方さんの男性2人（40代と20代）が、何故か路上50mダッシュをして、どちらが早いかを競うことになった。
皆が「なにやるんや、あいつら」と見守るなか、スタンバイ体制に入る。そのとき、路地から水色のおべべの舞妓はんが現れた。お座敷に向かう、ほんまもんの舞妓はんどす。スタンバイ状態のまま、舞妓はんが通り過ぎるのを待つ。たぶん、「なんどす、このアホなひとたち。かなんわぁ」と思われたことだろう。
ヨーイ、ドン！で祇園の夜を走り抜けた殿方2名の勝敗だが、なかなかの好勝負の末、ゴール寸前3メートルのあたりで、20代男子が大きくリードし、勝利を手にした。
というわけで（どういうわけだろう）、約10年前に、京都の太秦にある東映映画村の変身コーナーで、舞妓はんになった時の私の写真である。
ちゃんとした「舞妓変身」は、けっこうなお値段で、着物、かつら、お化粧まで再現するが、これは1000円くらいのスピード撮影コーナーで撮ったものである。
顔は洋服の時のまま、着物の下には洋服を着ている。背後の「ザ、エキゾチックジャパン」な景色は、カキワリである。見ると爆笑ものなのだが、これはこれで私は気に入っている。
