寺町通りを北へ少し上がり、錦通りに差し掛かった所で新京極通りへ。
久しぶりの錦天満宮。
ここ好きなんですよ〜。
御祭神は菅原道真公。観光名所でもある錦市場の東の突き当たりに位置し、界隈の鎮守社です。
阿吽の狛犬さんたち。
曇天のため写真ではうまく撮影出来なかったのですが、人通りのある賑やかな土地にあり、境内はパァッと明るい雰囲気だなと感じます。
歴史は古く、元々は六条あたりの別の場所に創建され、途中は神仏習合だったり、応仁の乱があったり、また移転したりなんやかや激動の時代を経て、こちらに鎮座されているそうです。
錦の水。京の名水のひとつ。花手水が生けられていました。
綺麗やなーと見ていると、奥の建物から三味線の音色が。てっきりおみくじかと(ここの境内には機械仕掛けのからくりみくじがあるのです)思いましたが、そうではなく長唄三味線のお稽古が行われているようです。ここでお稽古出来るなんてうらやましい。
こちらにも。百合かな。
本殿向かって左側には、境内社エリア。
いつも美しく整えられており、実に心地良い空間です。
創建と深く由来する塩竈神社、朱々とした日の出稲荷大明神、白太夫社、七社之宮。
つくばいのお花も素敵です。
拝殿横の瑞垣に、古い扁額が掛けられていました。
色褪せた天満宮の文字。いつ頃のものなのかな。
境内から入り口をみたところ。手前が新京極通り、奥の方に錦市場。
錦天満宮を後にし、錦市場を通り抜けていきます。
平日なので、人は少なめ。
以前はなかったと思うのですが、鮮魚店の軒先に椅子が2脚ほど用意され、そこに座って海鮮を味わえるようになってるお店がいくつかありました。
なんか面白そうと横目で見ながら歩いていると、別の方向には「昼飲み！」の文字が躍るたこ焼き店。「昼間から錦でビールでたこ焼きとか最高やな」といよいよ空腹は深まり、「富美屋鍋」「だいやすの生牡蠣」などの魅力的な文字を振り切り、烏丸通りに抜け出てきました。
「前田珈琲本店」で、ミートスパゲティランチ。
これこれ。今日はここのミートスパと決めていたのです。相変わらず美味しゅうございました。
